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5年前の安倍辞任「みんな誤解。病気じゃなくて成果上げられなかったから」(テリー伊藤)

   「近いうちに」解散があれば首相の座につくとみられる自民党総裁に安倍晋三元首相が返り咲いた。党員・党友による地方票(300票)を含めた1回目の投票では石破茂前政調会長が過半数を獲得したが、国会議員(198票)のみによる決選投票で2位の安倍が19票差で逆転した。

   派閥に属さず地方票で過半数を占めた石破、「1度は首相の座を投げ出した人」と批判のある安倍、派閥の論理で安倍が総裁に決まったが、今後は石破を重用し二人三脚でやらないと地方からの不満が噴出しかねない。

「これまで総理大臣が代わったなかで今回が一番不安」

   ところがスタジオでは、キャスターのテリー伊藤が安倍にこんな評価をする。「皆さん誤解しているんですが、あの人は病気で辞めたのではなくて、1年間やっていて成果が出なかったので辞めたんですよ。若いんだよね。カッコいいことばかり言っている。あんな感じで戦っていけるのかな。これまで総理大臣が代わったなかで、今回が一番不安ですよ」

   58歳。決して若いとはいえない。健康を取り戻したなら今が働き盛り。野党のリーダーとして当面はこの人に期待するしかない。