2時間で尖閣・竹島解決策!?いきり立つ櫻井よしこ独り相撲のナンセンス討論会

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「NHKスペシャル 領土めぐる対立の行方」(NHK総合) 2012年9月23日21時~

   筆者は仕事で他の局の番組を視聴していたので、第1部の尖閣列島についての討論は見られず、第2部の韓国と長年の摩擦になっている竹島問題から見た。生放送だそうである。楕円形のテーブルの真ん中に司会者、三宅民夫アナウンサーが座り、向かって左側に韓国の識者と紹介された3人の男性(短い時間しかテロップが出なかったので名前は書きとれず)、右側に日本の3人、元外務省の田中均、ジャーナリストの櫻井よしこ、もう1人は大学の先生である。
   櫻井よしこが口を極めて李明博大統領の竹島上陸を糾弾する。「韓国の識者の方々は、こんな国際的にあり得ない行為についてどうお考えですか」というようなことを発言した。日本人の感情としては当然の文言だが、韓国の3人は日本語ペラペラなのにまるで「暖簾に腕押し」である。なかんずく、田中と大学人も乗ってこないで、櫻井は外務省批判まで始め、同じ国民同士の共食い状態だった。
   結局、毎度おなじみの予定調和で、三宅が「今後どうすればお互いを理解して上手くやれるか伺いたい」とまとめに走る。全く無意味である。両方の国がそれぞれ都合のいいように自国の物だと主張している領土問題に、いい解決方法なんかないのである。だからこそ人類は有史以来戦争ばかりしてきたのだ。どこまで行っても平行線である。冷静な大人の解決方法などありはしない。まして2時間かそこらで解決策を見出す討論会などはナンセンスの極みだ(笑)。

(黄蘭)

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