2024年 4月 20日 (土)

田中眞紀子文科相「選挙向け人寄せパンダ」解散前に時限爆弾炸裂するぞ!

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   きのう1日(2012年10月)に発足した野田第3次改造内閣を、野党は「幕引き内閣」(自民党・安倍総裁)、「入閣待望組在庫一掃内閣」 (みんなの党・渡辺代表)とボロクソだが、民主党内も「エッ」と驚いたのが、田中眞紀子氏の文部科学相起用だ。庶民受けする言葉の切れを買ったとしても、時限爆弾に化ける可能性もある。

早くも「人気のない内閣だからやることは山ほどある」

   真紀子節は健在だった。中国から戻った成田空港で「あまり人気のない内閣で、やることは山ほどあるし」としゃべった。野田首相は「文科行政に通じていることに加え、持ち前の発信力を期待している」と話し、支持率アップ、選挙対策ともとれる。ご本人も認証式のあとで、「官僚は知的財産。もっと胸襟を開いて話ができる環境を」と、 かつてとはちと空気が違ったが、人間そうそう変われるものかどうか。地元・新潟の選挙民も「外務大臣のときが…」「悪い所を直してくれる」「もっと知見のある人の方が」と意見は別れる。

   政治評論家の有馬晴海氏は「党内からも歓迎されていない。時限爆弾みたいな人だから、順調にいかないと逆襲される」という。このあたりは、日本中がわかっているが、言葉が生きている(時にはインチキでも)というのは何よりの強み。だから票にもなる。

   病気で倒れた田中角栄元首相を継いで1993年に初当選し、1年後に村山内閣の科技庁長官。2001年の総裁選では小泉純一郎氏の応援で真紀子節が炸裂、小泉首相を「私が生んだ」と公言してはばからなかった。しかし、外相に就任するや、外務省を「伏魔殿」と呼ぶなどあつれきが高まり、ついには更迭されてしまう。その後、03年に郵政民営化に反対して、夫の直樹氏とともに民主党に移る。このところは野田批判が多かったが、先の代表選では野田支持に回った。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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