2019年 5月 20日 (月)

金子哲雄急死!葬儀、通夜料理、墓まで手配していた気配りと覚悟

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   「流通ジャーナリスト」という肩書きは彼だけになるかもしれない。独特の語り口で人気だった金子哲雄さんがきのう2日(2012年10月)未明亡くなった。41歳。病名は聞き慣れない「肺カルチノイド」という。闘病を1年半隠し通していた。

専門病院でも1年に1人か2人という珍しい肺カルチノイド

   まあ、出てきたときは「何だこいつ!」だった。解説はむしろモタモタしていて、トンでもないことを断定したり、かと思うと企業のウラに通じていたり…。とにかくユニークな節約話がバラエティーにまで受けていた。フジテレビ系「ホンマでっか!?TV」で大ブレークした。「午後9時に寝ると簡単にお金がたまります」なんてやってMCの明石家さんまに突っ込まれても、めげない明るいキャラが受けた。その見かけとは違って気配りの人で、惜しむ声もお笑いからお固い向きまで幅広い。

すべてを準備

   司会の小倉智昭「6月の番組収録では元気そうに見えました。闘病を隠していた。一度財布の中身を見せることがあって、カードが多いのでなにか言われるかと思ったら、『仕事柄しょうがないですね』とやさしい気配りの人だった」

   よく顔を合わせたというデーブ・スペクター(テレビプロデューサー)は「経済評論家というと悲観的な話が多いが、金子さんは暗い話でも明るくする。キャラもよくて楽しい方でした」と話す。

   肺カルチノイドというのは肺の腫瘍で、医師も「専門病院でも1年に1人か2人」という珍しい病気だという。すい臓や肺でガンとは違う細胞が腫瘍化したものだ。30代、40代に多く、進行は遅く痛みも少ないが、原因はわかっていない。金子さんは1年半前にわかったが手術はせず、抗がん剤を使っていたという。医師は「(病変が大きくて)おそらく手術ができない状態だったのでしょう」という。しかし、家族と事務所のスタッフ以外には知らせず、それまで通りテレビなどに出演していた。7月以降は出演を控え、きのう自宅で奥さんに看取られて逝った。子どもはいない。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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