小倉智昭の出身地で「夢のエネルギー採取」秋田のシェールオイル採算とれるのか?

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   菊川怜キャスターが「小倉さんの出身地・秋田できのう(2012年10月3日)、 夢のエネルギーが採取されました」と紹介した。それが「シェールオイル」だ。鮎川油ガス田の地下1800メートルの岩盤からの石油採取は日本初で、世界が注目する地下資源という。

埋蔵量1600万キロリットルは日本の消費量のたった22日分

   地下のシェール層にある頁岩(けつがん)という岩盤に含まれる石油を、酸を注入して溶かして吸い上げる。これを遠心分離機で分離すると石油が採れる。埋蔵量は周辺で80万キロリットル。秋田県全体では1600万キロリットル、約8000億円という。といっても、日本の消費量のたった22日分だそうだ。

尖閣でやったらいい

   しかし、司会の小倉智昭は懐疑的だ。「22日分の石油のために莫大な金をかけて採掘しますかね」

   笠井信輔キャスターは「秋田に関してはそうですが、日本の他の地域にも可能性がある」という。答えになってない。とにかく99%を輸入に頼っていて、さまざまにハンディを背負っている日本のエネルギー事情に風穴があくか、といういわば希望的観測にすぎない。

   笠井「たしか小倉さんのお父様は石油会社の方でしたね」

   小倉「そうですよ。子どものときから油田を見て育った。昔は櫓がいっぱい立っていたのが、ほとんどなくなってしまって、枯渇したんじゃないかというときに、これが出てきたんです。石油資源開発だって、何とかしようという思いは強いと思うが…」

アメリカではすでに実用化。大量供給で値段9分の1に低下

   ナビゲーターの笠井は先を急ぐ。アメリカではシェールオイル・ガスがひと足先に実用化している。とくにガスが大量に供給された結果、値段が9分の1にまで下がったという。小倉はなおも「秋田はあくまで実験だと思う」という。

   笠井「今回も試験サイトです」

   小倉「だって500万バレルしかない。アメリカが1日200万バレルですから、3日分もない。櫓1本組むのに何億円とかかる。ということは、これをもとに日本の海域にある油田で何とかというのがホントのところではないかと、ボクは想像するけどね」

   笠井「さすが詳しいですね」

   菊川「そこで培った技術を外国へもっていって役立てることができる」

   笠井「アメリカのシェールガス開発でも、日本の技術は使われてるそうです」

   問題は採算性と採掘の過程で出る汚染水だという。フランスなどでは汚染水への反対で開発が進まないということがあるのだそうだ。

   小倉「いい石油が採れて、ガスも出るし、埋蔵量があれば効率はいい。だからこれを、たとえばいま問題になっている尖閣のあたりでやったらいい」

   笠井は尖閣の埋蔵量を「1000億バレル、80兆円」といった。それに比べたら秋田はたしかに……。それよりも、その数字は1968年に国連が出した数字じゃないか。90年代の日本の調査では、30分の1ともいわれている。中国も古い数字に踊らされているとしたら、本当の数字を出せば紛争は収まるかもよ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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