「肥満は引っ込め!」視聴者メールにキャスター大反論!家族でも友人でもないのに言われたかない

印刷
「私をめぐるネット上の議論について、少し話す時間をください」

   こう口火を切ったのは、一見してちょっと大柄の女性、ジェニファー・リビングストンさんだ。米国中西部のテレビ局でキャスターをつとめる彼女が、放送中に発言した内容がYouTube(ユーチューブ)で大きな話題となっている。

放送中に4分半「たしかに私は太っている。でも、私のなにを知ってるの!?」

   事の発端は9月下旬(2012年)に視聴者からジェニファーさんに寄せられたメールだった。メールは「久しぶりにちょっと番組を見たが、あなたは相変わらずの体型だ」と指摘し、「肥満でいることは最悪の選択で、危険だ。テレビのキャスターには公的な性格があるのだから、視聴者の手本となるような健康的な生活を送ってほしい」などという内容だった。

   ジェニファーさんはつとめて平静を保ったが、彼女の夫でやはりテレビキャスターのマイクさんは腹を立て、テレビ局のフェイスブックで反論した。すると、何百もの再反論が返ってきたという。なかには中傷的なコメントなどもあるであろうことは想像にかたくない――と、ここまでは日本でもわりとよくある「炎上」話だが、ジェニファーさんはこうした状況について、放送中に約4分間半のスピーチに及んだ。

   彼女はまずメール送り主の厚かましさについて語った。「たしかに私は太ってる。医者に言わせればそれ以上」と認める彼女だが、自分でも重々わかってることを、アカの他人にしたり顔で指摘されるのは不愉快だったらしく、「あなたは家族でも友人でもないし、視聴者ですらない。私の何を知ってるのか」などと訴えた。

いじめ論争にも発展。動画書き込みは「彼女の言うことは正しい」

   また、このメールのような態度が『いじめ』を助長するとも。「家庭でテレビの太ったキャスターのことを話題にすれば、子供は学校に行って真似をする」というのだ。ジェニファーさん自身が母親であり、子供のことが心配だという。そんなジェニファーさんは家族や友人のサポートに励まされているそうで、「私たちはこんないじめに屈することはない」と宣言。いじめられている人たちに向けても、「いじめられたことで、自分の価値を低く見積もる必要はない」などと呼びかけた。

   「すばらしいスピーチだ」「彼女の言うことは正しい」。動画を見た人から感想が多く書き込まれる一方、そもそもこの視聴者からのメールは「いじめ」なのか、ジェニファーさんははたして「ネットいじめ」に遭ったのかといったあたりで、議論は尽きないようだ。

ボンド柳生

  • コメント・口コミ
  • Facebook
  • twitter
コメント・口コミを投稿する
コメント・口コミを入力
ハンドルネーム
コメント・口コミ
   

※誹謗中傷や差別的発言、不愉快にさせるようなコメント・口コミは掲載しない場合があります。
コメント・口コミの掲載基準については、コメント・口コミに関する諸注意をご一読ください。

お知らせ

注目情報PR
追悼
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中