夏菜「朝ドラ」品なくそこいらへんの元気なおねーちゃん止まり…作った演技見えすぎ

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「純と愛 第1回~第8回」(NHK総合)2012年10月9日8時~

   いい人から変な奴まで、あらゆる人種が出入りするホテルが舞台、だから、年中対立が起こる。父親が頑固でわからずや、男兄弟はぐーたら、性格は猪突猛進なので年中、家庭でも対立が起こる、と、作者(遊川和彦)は書きやすいプロットを考えた。好評ドラマが数作続いた朝ドラの枠に登場するについて、石橋を叩いたのだナ。
   祖父が愛した宮古島のホテルを継がせてくれない父(武田鉄矢)に反発して飛び出した狩野純(夏菜)は、大阪の大ホテルの面接で面接官に噛みつき、不採用と思い落ち込んでいたら受かる。目下研修の日々に次々と問題を起こし、その度に「人の本質が見える」というヘンな青年、待田愛(風間俊介)に助けられる。これが第1週。
   8回見ての感想はまあまあ。視聴率はいいようだが、ちょっと計算がみえすいていて、ドラマ見のプロからいうと素直に感心は出来ない。ただ、近過去の現代史ではないので、デタラメな時代考証で怒らなくても済む。主人公を演じる夏菜は映画で体当たり演技をみせた女優だそうだが、朝ドラの主役にしては典雅さに欠け、そこいらへんの元気なおねーちゃん止まり。品がないのが残念だ。芝居もお世辞にも上手いとは言えない。放映に先立って番宣で放送された「プロフェッショナル仕事の流儀」(9月24日午後10時放送)の、脚本家・遊川の密着ルポでも、彼に何度もダメだしされていたが、全体に作った演技がみえ過ぎである。新人には酷ないい方だが。

(黄蘭)

採点:0.5
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