<ダブルフェイス―潜入捜査編―>
緊張と恐怖で息苦しい!西島秀俊・潜入刑事VS香川照之・ヤクザ内通警察官「インファナル・アフェア」リメイク大迫力

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   TBSとWOWOWがダブルコラボレーションとして共同で番組制作を始めた。ドラマとしてはこれが第1弾である。タイトルは「ダブルフェイス」だが、ヒーローたちが「2つの顔を持つ」ほかに、「ダブル」コラボレーションであることも意識しているのだろう。

TBSとWOWOWがコラボ。こうなったら絶対見るぞ!後編「偽装警察編」

   大ヒットした香港映画「インファナル・アフェア」のリメイク版だ。まずTBSで前編にあたる「潜入捜査編」を放送し、12日後の10月27日(よる8時)にWOWOWで後編の「偽装警察編」を放送する。TBSから入った視聴者をWOWOWに誘導しようと本気で力を入れたのがよく分かる大迫力ぶりだった。

   まずは前編―。潜入捜査官役の西島秀俊の責任は重大だが、十分それを果たしている。神奈川県警の刑事で、潜入捜査のため森屋純となってヤクザ組織の幹部となっている。刑事でありながらヤクザ幹部として通用する男を、外見でどう表現するのか、興味津々で待ちかまえていた。

   冒頭のシーンは古いビルの軒下で偶然一緒に雨宿りする森屋と、敏腕警察官を演じながら実はヤクザ組織の潜入員・高山亮介(香川照之)。高山も一見エリートだが、暗い凶暴さを秘めた感じでなければならない。ここはある意味で2人の役者の演技力対決のシーンだが、両者とも無言で立っているだけで、みごとにそれを表現していた。特に、荒んだ匂いを全身から発散するかのような西島は文句なしにカッコいい。黒いタンクトップ姿のシーンでは、この作品のため(?)鍛え込んだことが分かる上半身を見せていたのも印象に残った。

   それからの展開は、敵対する組織に命がけで潜入している者の緊張、恐怖、焦り、疲れなどなどがヒシヒシと伝わってきて、息苦しくなるほどだ。そして組織どうしの迫真の対決、勝負に次ぐ勝負のどんでん返し。これはやっぱり後編を見なくちゃ。(TBS系2012年10月15日よる9時)

(カモノ・ハシ)

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