大人になったねえ深キョン!ダークスーツ姿の管制官凛々しい―楽しめる真っ当な空港ドラマ

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「TOKYOエアポート・東京空港管制保安部 第1回」(フジテレビ)2012年10月14日21時~

   深田恭子が大人になった。スラリとスタイルのいいダークスーツの後ろ姿で羽田空港の管制官に扮している。赴任したばかりの新米管制官・篠田香織(深田)は、上司の竹内裕美(瀬戸朝香)にシミュレーション訓練でセンスがいいと認められて、草々に管制業務をさせられるが、間一髪の事態が起きそうなこともやってしまう。
   羽田にある高い管制塔の内部で、日々起きている緊張の連続の航空管制業務が描かれてゆくのだが、航空会社の全面協力を得てのドラマ化と宣伝するだけあって、なかなかリアリティがある。日頃素人が覗き見ることも出来ない管制塔の中はセットに違いないが、窓越しの滑走路といい、風向や風速の計器といい、まるで本物かと見紛う作りだ。しかも、各航空機に出す管制官の指示はほとんどが英語なので、セリフ覚えも大変だろうに、結構滑らかである。
   朝のワイドショーに番宣で出てきた深田が、天気予報を言わされる前にちょっと管制用語をしゃべった時、スタジオ内が拍手喝采した。流暢な英語だったからである。かつては、マンガチックなドラマでぶっ飛んだ役ばかりやっていたあの深キョンが、マジな大人のドラマの主役を張るとは隔世の感である。佐々木希が色添えにうろちょろしていて、時任三郎や要潤らが管制官の先輩を演じる。大型画面で滑走する様々な飛行機を見ているだけで楽しい光景で、昔の「のろまな亀」に比べると遥かに真っ当な空港ドラマである。

(黄蘭)

採点:1.5
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