香川照之「暴力団スパイのエリート警察官僚」凄み!香港映画リメイク横浜舞台でリアリティ

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「ダブルフェイス 潜入捜査編」(TBS)2012年10月15日21時~

   珍しいTBSとWOWOWの共同制作で、27日にはWOWOWで「ダブルフェイス 偽装警察編」も放送される。ユニークな企画だ。ドラマの中身も面白かった。香港映画の「インファナル・アフェア」のリメイクで、ちょいと陰惨だが、舞台を港町の横浜にしたことでそこそこリアリティもある。脚本・羽原大介、演出・羽住英一郎。
   暴力団の薬取引の情報が漏れていたことから、警察トップ(角野卓造)はスパイが内部にいると考える。一方、織田組のボス(小日向文世)も組の中に警察のイヌがいると疑う。イヌとは組に潜入している森屋純(西島秀俊)のことで、スパイであることのストレスから夢に怯えて、苦し紛れにカウンセラーを受けに行く。そこの女医(和久井映見)に癒され足を洗おうとするのだが・・・。
   織田組のスパイ・高山亮介(香川照之)は警察トップの信頼も厚く、警察内部で順調に出世してゆくのだが、情報管理の部署で組の中のイヌを躍起になって探している。最後は警視正をつけさせたところが、ビルの25階でイヌと会っていると睨み、構成員が大挙してその高層ビルに殺到する。そこでカタストロフに向かうが・・・。
   森屋の弟分(伊藤淳史)は足を洗いたいと思っていたが、ボスにリンチされても薄々疑っていた森屋のことを吐かず追いつめられて爆死する。ロケ多用の演出が素晴らしく、隙のない編集でサスペンスを盛り上げる。高山になる香川照之の荒んだ表情に凄みがある。

(黄蘭)

採点:1.5
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