2018年 7月 19日 (木)

日本脳炎ワクチンで小5男児急死!接種5分後に心肺停止―今年2例目

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   安全だとされていた日本脳炎の予防接種で、接種を受けた子供が急死した。幼い子供がいるお母さんたちの間で動揺が広がっている。事故が起きたのは岐阜県美濃市の小児科医院で、おととい(2012年10月17日)に接種を受けた小学5年生男児が約5分後に心肺停止状態になり、救急車で搬送されたが死亡した。

2010年度から副作用少ない新ワクチンに切り替え

   接種した医師は「接種直後は異常が見られなかったが、数分後には瞳孔が開き、心音が聞こえなかったので救急車を要請した」と話す。日本脳炎はどんな病気なのか。東京小児科医師会理事の大川洋二医師は「ウイルスによる脳炎で、豚を刺した蚊が媒介となって人を刺すことで発症します。お子さんの発症率は約1%と極めて低いですが、発症すると40%が死亡するという怖い病気です」と説明する。

事前にパッチテスト

   中山美香レポーター「以前、日本脳炎の予防ワクチンは重い副作用が報告されたことから、厚生労働省は2009年度までは積極的な勧奨を差し控えてきました。でも、新ワクチンが開発されたため10年度から再開し、これまで死亡例は1例もありませんでした。ところが、今年7月に1件起こり、今回が2件目となっています」

原因なにか?「ワクチン保管の不備」「心臓疾患」「アレルギー」

   司会の加藤浩次「安全だと国が認めたワクチンで、なぜ死亡事故が起きるの?」

   中山「原因は3つ考えられています。1つはワクチンの成分や保管方法に不備があったのではないか。2つ目は心臓疾患などの持病があったのではないか。最後が急性アレルギー反応のアナフィラキシーショックの可能性です。今回の事故はいずれも当てはまらないので、原因は不明と今の段階では言われています」

   キャスターのテリー伊藤は「本人も家族もどんなアレルギーがあるかはなかなか分からないからね。医師との事前の話し合いや検査が必要だと思う」と語る。

   コメンテーターの八代英輝(国際弁護士)「自分も急性アレルギー問題を何件か担当したことがあります。急に唇が紫色に変色したり、痙攣が起きたりという症状でした。アレルギー反応を防ぐには、事前にパッチテストをするとか、何らかの検査が必要だと思います」

   しかし、中山は「パッチテストの摂取の量と実際の摂取の量が違うので、どこまでが限界かという判断が難しいそうです」と解説した。すぐ調べるべきは、ワクチンがどこの製薬会社で作られてどういう流通経路で流れたのか、「使用期限」はいつまでだったのかだろう。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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