春まで選挙やらない!なにやらそうなりそうな野田「先延ばしスケジュール」
谷垣前総裁「予算成立、つまり年度末まで政権手放さないつもりってことだ」
東京都の石原慎太郎知事(80)は新党を結成し、近く都知事を辞任する意向を固めたようだ。「asahi.com」によれば、「石原知事は、自身が応援団長を務めるたちあがれ日本を母体とし、保守勢力を再結集する新党構想を進めてきた。また、第三極の結集をめざし、日本維新の会の橋下徹・大阪市長との連携も模索してきた」
遅きに失したと思う。日中間が緊張しているからといって、「中国と戦争してもいい」などと放言する人間に期待が集まるわけはない。この人、晩節をどこまで汚すのだろう。
大方の野党の期待に反して、「週刊新潮」によれば、野田佳彦総理は桜が咲くまで政権にしがみつくつもりだという。野田にコケにされた谷垣前自民党総裁が近しい人にこう語っているという。「党首会談後、野田さんは来年度の予算案も準備すると言った。予算案に手をつけるということは、予算成立、つまり年度末まで政権を手放さないつもりってことだ」
また、政治ジャーナリストの山村明義は、「解散の必要条件である1票の格差を是正するために、仮にいわゆる『0増5減法案』を成立させたとしても、選挙制度を変更した場合、有権者への周知期間を設けなければならない。期間には諸説あるものの、先延ばし論者の輿石さん(東・民主党幹事長)は、3ヵ月は必要と主張しています」
支持率が秋の日の如くグングン落ちている民主党に解散せよと迫っても無理というものだ。橋下市長の「日本維新の会」も長すぎた春にならなければいいが。