万里の長城の壁を風よけ!下山の道なく大雪・強風の中で救助待ったが…

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   中国河北省の万里の長城付近で日本人観光客らが遭難し、3人が死亡した事故で、きのう5日(2012年11月)の「モーニングバード!」では不明だった旅行客の目的などが、明らかになってきた。一行は「万里の長城100キロレッキング9日間」といったツアー旅行の参加者と従業員だったとのことである。

   日本の旅行会社「アミューズトラベル」が主催したもので、この会社はトレッキングや登山ツアーを多数催行して人気があるが、2009年7月には北海道のトムラウシ山で8人が死亡する遭難事故を起こしている。けさのスタジオではそのときの繰り返しのような疑問が出ていた。

山岳専門家「大陸性気候の中国は気象急変少なく予測ついたはず」

   実質7日で100キロ、予備日なしという日程(を中高齢者がこなすの)に無理はなかったのか。万が一のときの装備はあったのか。ガイドの経験、実力はどうだったのか。事故当日の出発の判断は正しかったのか――。日本山岳ガイド協会理事の武川俊二氏は、「中国の大陸性の気候は日本のように急激に変わることは少なく、徐々に変化するので予測はつくはず。雪や寒さに備える装備はあったのか」と言う。

   旅行添乗員の話(電話と見られる)によれば、彼は前夜の天気予報で、当日夕方から雪が降る可能性が高いと把握していたが、「午前中は雨は少し降っていたが、道もそんなに悪くなく歩けると思っていた」という。午後になって雪が降り出し、急に強くなって来たが、「下山の道もなく進むしかなかった」。そのうち歩けない客が出て、現地ガイドが救助要請のために下まで1人で下りることになり、残った人たちは長城の壁を風よけにして救助を待ったという。

文   ボンド柳生
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