2024年 4月 24日 (水)

<花のズボラ飯>
倉科カナ「ぐ~たら妻」丼飯に豆腐・明太子・バター乗せてチンだけ!でも、これいけそう

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   「このマンガがすごい!2012年度 オンナ編」(宝島社)で堂々の第1位を獲得し、1、2巻の合計が50万部を突破した人気コミックの実写ドラマ化だ。主人公の駒沢花(倉科カナ)は夫が単身赴任なのをいいことに、ズボラな生活を送っている。洋服は脱ぎ散らかし、床にはマンガや小物が散乱、足の踏み場もない。典型的な片付けられないオンナで、ソファの上で1日ゴロゴロしている。

   そんな花の得意料理はズボラ飯だ。料理ともいえない簡単な手抜き料理を作り、「おいしそう~」「天才かも~」と食す。そんな内容だ。

料理番組のおまけにドラマがついたと覚悟して見るべし

   断っておくが、ドラマだと思って見ると少々腹が立つ。たとえば、花が部屋を片付けようとすると、「実況は早井(アンジャッシュ児島)、解説はズボラ生活研究家遅井(NEWS加藤シゲアキ)でお送りします」と、いきなり「素晴らしき哉、ズボラ主婦の世界」などという実況中継が始まる。なんじゃこれ、だ。

   部屋の片付けをするつもりが、あまりの散らかりぶりに呆然と立ち尽くす花を、「片付けをしなさ過ぎて何から手をつけていいかわからなくなる状態を『ズボラの仁王立ち』といいます」などと解説するのである。ほかにも、花の妄想がしょっちゅう出てくるし、紙芝居風のイラストが出たりアニメが出たり。あれこれ詰め込めるだけ詰め込んでみましたという感じである。そんなハチャメチャドラマを笑って見られるかどうか。

   目玉は毎回登場するズボラ飯の数々。第1話では、シャケフレークとマヨネーズを混ぜ合わせて食パンに乗せてトーストする「シャケトー」、ピザソース&キャベツ&チーズ&シャケフレークを食パンに乗せて焼いた「ピザトースト・シャンチョビ味」を作って食べていた。こんがり焼いたトーストは湯気が立ち上り、ひと口かじるごとにサクッサクッと音がしておいしそうだった。第2話のどんぶり飯の上に豆腐を半丁ほど手でグシャグシャにして乗せ、さらに明太子とバターを少々を加えて、電子レンジでチンして食べる「明太子豆腐丼」も、すぐに真似したくなる一品だった。

   料理番組のおまけでドラマがついていると思えば腹も立たない。倉科カナの食べっぷりは可愛いし、NEWSの加藤もカッコいい料理姿を披露している。男性も女性も楽しめる内容だ。(TBS系火曜深夜0時55分)

くろうさぎ

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