2024年 4月 25日 (木)

「週刊朝日」報道陣入れて異例の橋下謝罪!迫られた「廃刊か社長辞任か」

来店不要なのでコロナ禍でも安心!顧客満足度1位のサービスとは?

   橋下徹・大阪市長についての「週刊朝日」連載記事をめぐる騒動で、きのう12日(2012年11月)に朝日新聞出版の篠崎充社長代行らが橋下を訪ね、公式に謝罪した。それも報道陣の前で前でという、記事もひどかったが、これも前代未聞だ。

橋下市長まだ不満?「(記事を)問題視しなかったコメンテーター山ほど」

   篠崎代行らはこの問題で朝日新聞社の第三者機関「報道と人権委員会」(PRC)がまとめた見解を、再発防止策、人事も含めて橋下に説明した。見解は「見出しを含め、橋下氏の出自を根拠に人格を否定するという謝った考えを基調とし、人間の主体的尊厳性を見失っている」とした。とくに、橋下を直接侮辱する表現や被差別部落の地名を特定するなどを、 「報道機関としてあってはならない過ち」とし、編集部のチェック態勢も機能していなかったと総括している。

   橋下は説明を受けて、「全て理解し納得した。ボクが一番いいたかったこともしっかりと認識していただいた」としたが、その後の会見で「『これは問題だ』といわなかったコメンテーターが山ほどいた」とまだ不満げだ。

   朝日新聞出版は神徳英雄社長が引責辞任、週刊朝日の河畠大四・前編集長と記事担当デスクを停職3か月・降格、コンプライアンス担当を停職20日とする処分を決めた。記事を書いたノンフィクションライターの佐野真一氏も、「差別に苦しんでおられる方々に寄り添う深い思いと配慮を欠いた」と謝罪した。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中