2024年 3月 19日 (火)

投票日までもつのか!?張り子の虎ばれた「日本維新」嫌われ方とカネのなさ

初めての方ご注目!プロミスなら最短1時間融資でお急ぎでも大丈夫!

「私たちから橋下さんに合流お願いあり得ない。石原さんも一緒」(平沼・太陽の党共同代表)

「これだけ、我々の考えと維新が合わないのであれば合流は難しいと思っていますよ。やってみなきゃいかんとも思っているけれどもね。
   次の総選挙が『いつ』というのはわからないけれども、『近いうち』と言っているからやるんでしょう。でも、すり合わせが間に合わない可能性はあるわな。
『小異』とは言い切れない差に加えて、橋下さんの知恵袋で竹中平蔵さんなんてついてたら、まとまらないんじゃないかなあ。(竹中氏の)金融を中心とした経済というものに対しては反対なんですよ。最後の一人まで郵政民営化に反対をしたのは私です。だから自民党を追放されたのですからね。そういう線は譲りたくないと思っている。
   日本維新の会が話し合いに応じるというから、やってみましょうというだけのことですよ。うちの園田(博之)幹事長が会見で、『いろいろ話し合って、その選択肢に合流があるのならば、それは否定しませんよ』と言いましたが、その程度です。私たちから橋下さんに合流をお願いすることはないですね。
   石原さんが我々を捨てて行動することはありえません。私と38年つきあっているんだから、こっちにスタンスを置きますよ。一部オープンになっていますが、今週、石原さんを中心に党を作りますよ」

   こう「週刊アサヒ芸能」で語っているのは「たちあがれ日本」の平沼赳夫代表である。ほかの週刊誌は扱わないが、一時は総理とまでいわれた人である。この人の言い分を載せたアサ芸の見識を評価したい。

   このインタビューは石原慎太郎前東京都知事と「太陽の党」結成を発表する前だが、橋下徹大阪市長との会談の時の屈辱を吐露し、この人らしい正直なものいいで橋下との連携の難しさを語っている。これを読む限り、次期衆院選に向けて日本維新の会など第三極の結集を目指すという石原の「大同団結」は内憂外患、難しかろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中