鳩山元首相が拒否した誓約書の露骨な中身「党議違反は公認返上・活動費返納」

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   民主党の鳩山由紀夫元首相が総選挙に出馬しない意向を固めた。おととい19日(2012年11月)まで地元の北海道・苫小牧で選挙事務所の立ち上げなどに奔走していたが、17日には地元会合で「鳩山を公認させないという動きがあるようだ。でも、自分の信念を曲げるつもりはない」と語っていた。

消費背増税・TPP反対で「反野田」筆頭格

   野田首相は滞在先のカンボジアで「どういう重たい立場であった人だろうが、きちんと党が決めた政策を守ってもらうことが公認の基準だ」と、明らかに鳩山に向けて語っていた。辻野宏明・日本テレビ解説員は「鳩山氏は消費税増税やTPPなど、野田首相が進める政策に一貫して反対していました。首相経験者ながら反野田の筆頭格とされていました」と解説する。

党内基盤弱い

   民主党執行部が用意している誓約書には、党議違反をした場合の公認返上、活動費の返還などが明記されている。辻野は「選挙ではTPP問題が大きな争点になりますが、民主党内には反対論が根強く一つにまとまっていません」と伝える。

党内まとめられず「選挙中の反乱」こわい執行部

   司会の加藤浩次「TPP問題では表現に工夫が必要だとしているが、表現に工夫するというのはどういうことですかね」

   コメンテーターの宮崎哲弥(評論家)「苦慮しているということでしょう。自民党の安倍さんと比べ、野田さんは党内基盤が弱い。一つにまとめたくてもまとめられないというのが現状でしょう」

   キャスターのテリー伊藤「野田さんはTPP協議に前向きだが、協議に参加したら日本のこれからはどうなるのか、しなかったらどうなるかをハッキリと語るべきだ」

   宮崎は「政府の試算によれば、TPP参加で4000億円のプラスが出るとしているが、国内が分裂するようなコストをかけてまで参加する必要があるのか」と疑問視する。

   小沢一郎・元代表に続いて創立者の鳩山まで追い出したとなると、民主党のイメージはいよいよ悪くなるが、さらに菅直人前首相が選挙に落ちれば、たとえ総選挙で負けても民主党は野田の天下だ。もともと保守派の野田にしてみれば、安倍自民党との「連立」なんてことも視野に入っているのだろう。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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