米倉涼子イマイチ品のなさがぴったり!「流れ女外科医」マルサの女以来の当たり役

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「ドクターX ~外科医・大門未知子~ 第4回」(テレビ朝日)2012年11月15日21時~

   米倉涼子の当り役になりそうだ。マルサの女もぴったりだったが、「包丁一本晒しに巻いて」の板前ばりに、外科医の免許だけを引っ提げて病院を渡り歩くフリーの医者で、言うセリフが「わたし失敗しませんから」の女外科医とは、考えたナ。美人だが女っぽいところは微塵もなくて、私生活はグータラで下品、借金まみれでジャン荘に転がっていて、フリーの医者の元締め男、医師紹介所の神原晶(岸部一徳)にマネージメントを任せている。岸部がおかしい。
   今回はファンドマネージャーの四谷(鶴見辰吾)が、十二指腸がんを患い、時差のある外国市場が開くまでの間に、腹腔鏡手術で取ってくれと入院してきたのを、彼の友達の医者(勝村政信)は場所が難しいから開腹手術をするとこだわる。そこに出てきた未知子は、「私なら腹腔鏡手術でできます」と一蹴、見事のやってのけるのだ。
   まあ、マンガと言うかお伽噺というか、現実にこんなスキルをもった医者がいるとも思えないけれど、患者側からすれば、事大主義で「3時間待って3分診療」の大病院に常に頭に来ているので、大門未知子のようなスカーッとした医者は大歓迎だろう。案の定、数字もキムタクと張り合う高視聴率ドラマになっている。テレ朝絶好調! 米倉はアメリカのミュージカル「シカゴ」の成功以来、体が大型過ぎて国内では存分な個性発揮に至らなかったのが吹っ切れて生き生きと演じている。彼女のイマイチ品のないのがぴったりだ。

(黄蘭)

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