「子どもを可愛がれない」母親の2人に1人が悩み!子育て完璧主義に落とし穴

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   わが子を可愛いいと思えない人が増えてる。1800人を対象にしたNHKネットクラブのアンケートで、「可愛いと思えない」が26%、「かつてそうだった」が30%、つまり2人に1人が経験したことだという。黒田信哉アナは「毎日可愛いと思えないと答えた人が163人もいました。きょうだいのどちらかを可愛くないという接し方の人も34%もいます」と報告した。

「コーヒーの味わからなくなり、買い物の釣り銭が計算できない」

   Cさんは夫と長女、長男の4人暮らしだ。結婚後もピアノ教室を自宅で開いていたが、29歳で出産して育児に専念した。やがて2人目を妊娠した。Cさんは言う。「育児をキチンとやろうと思うと、毎日に追われて、可愛いと思う気になりませんでした。不安で夫に相談しても、子育ては君だからと言われて背負い込んで…。周りの目が気になり余計キチンとしなくてはと追い込まれる感じでした」

   やがてCさんはコーヒーの味がわからなくなり、買い物の釣り銭が計算できなくなった。不眠症にも悩まされるようになった。長女を可愛がれない状態がずっと続き、箸の上げ下げにまでつらく当たった。長男の上履きの汚れで腹を立てていた時、別の母親が言った「上履きが汚れているのは元気な証拠だからね」に救われた。「ああ、そうか。良くできたお母さんと思われなくてもいいんだと思いました」とCさんは話す。

   井ノ原快彦キャスター「母親だから愛情があって当たり前という思いは、改めないといけないのかな」

   恵泉女学園大学院・大日向雅美教授は「それだけは禁句です。産む事と育てる事は別です。母性は本能ではありませんので、子供を育てながら母親になっていくんです。悩んでいたら、お母さんの方からSOSを発信した方が解決の糸口が見つかります」

「子どもは授かりものではなく、預かりもの」

   ある育児雑誌の解決方法が紹介された。「怒ったあとは、気持ちを落ち着かせて子供をギューと抱きしめる」。ゲストの金子貴俊(俳優)は「毎日ギューと子供を抱きしめると、自分はこの子に愛されているって思えて落ち着けます」。

   1800通以上のFAXにはこんな解決方もあった。「怒る時、可愛いナニナニ君、大好きなナニナニ君と言います」。大日向教授が言った。「子供は授かり物ではなくて、預かり物です。つまり別の人格と一緒に育って行くんです」

(磯G)

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