雪に慣れてるはずの北海道ダウン!年寄りも「こんな降り方初めてだあ」
2012.11.28 15:04
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雪には慣れているはずの北海道がきのう27日(2012年11月)、 雪と風にやられて、室蘭、登別一帯5万6000戸 が停電し、岩見沢では列車と乗用車の衝突が起こるなど、広い範囲でマヒ状態に陥った。
大停電で病院、コンビニ、弁当屋ストップ。避難所は真っ暗
かなりのお年寄りが「こんな雪の降り方は初めてだ」という。室蘭では最大瞬間風速39.7メートルと、11月の観測史上最高タイ記録、襟裳岬では42.1メートルを記録した。この風と雪で登別市内の送電線の鉄塔が倒壊、ほかにもいたるところで電線が切れたり垂れ下がったりで広範囲の停電になった。
このため、病院も診療機器、コンピューターがアウトで休診。ガソリンスタンドもポンプが回せず休業だ。お弁当屋さんもごはんが炊けないので、ガスでできるスパゲティなどで対応している。また、強風で鉄骨の倉庫が倒壊したり、中古車販売店では巨大な看板が倒れて乗用車を押しつぶした。
真っ暗になった夜の登別市をリポーターの田中良幸が歩いた。コンビニも閉まっていて、入り口のガラス戸も氷結している。市役所では臨時の電源の中で災害対策が続く。5か所設けた避難所も真っ暗である。避難した人たちは「寒かったけど、雪がひどかった」という。けさ28日はマイナス5.7度だった。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト