総選挙12党入り乱れ!公約ズラリ並べてみると…いや、ますますわからん

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   朝のワイドショーの中でエンタメ系の「スッキリ!!」もさすがに素通りできない。きのう4日(2012年12月)に公示された衆院選をどう伝えるのか、そっちに興味があったのだが、これがなんともあっさりだったが、しかし必要十分で、こういうのもありかと感心した。

脱原発でも「即」から「2030年代」までいろいろ

   選挙は12党が並ぶのだから、形だけでも公平を旨とするテレビとしては時間配分に頭を悩ます。のみならず、とにかく紹介するだけで時間がかかって仕方がない。「スッキリ!!」はまことに機械的にこれをやった。

見分け難しい

   「12党すべての第一声をお伝えします」と言って、民主の野田首相(いわき市)、自民・安倍総裁(福島市)、未来・嘉田代表(飯館村)、公明・山口代表(横浜市)と、解散時の議席数の順に各15秒づつ党首の姿と声をずらっと並べておしまい。そして日本テレビ 政治部キャップの佐藤圭一が出てきた。

   ボードに12党の公約の表紙をずらりと並べて、特徴は「マニフェストという言葉を使わなくなった」と佐藤。新党日本だけがマニフェストで、民主党、公明党はmanifestoとローマ字だ。みんなの党はアジェンダ。他は大方、公約、政権公約と昔に戻った。カメラがこれをぐるっとなめ回してお終い。あとは公約の中身になったが、消費税と原発について各党の態度一覧を表にしてあった。

   司会の加藤浩次は「消費税賛成は3党合意の民自公だけだからわかりやすいが」という。原発となると、みんな言葉で時間軸や条件が書いてあるのでゴチャゴチャしてわかり難い。同じ原発ゼロでも、「ゼロを目指す」「完全廃炉」「速やかにゼロ」「即時ゼロ」「20年代にゼロ」「原発ゼロ」といった具合だ。

   加藤「民主と自民の違いは?」

   佐藤「それほどの違いはない」

   宮崎哲哉(評論家)が「行程表を出さないといけないものだ」

   佐藤「経済の影響もある。コストもある。代替エネルギーもある。明確なものが出難い」

   加藤「未来なんか10年で廃炉という。民主と20年も差がある」

選挙後にまた離れたりくっついたり…

   テリー「20年後、30年後の話をされても、話半分どころか話10分の1。見ている方もわからないと思う。また、選挙が終わると嫌いな党とくっついちゃうことだってあるし」

   佐藤「実行力が問われている」

   加藤「実行力なんて、どこを見ればいいの」

   宮崎「一番難しいところ。結局どれだけ強い政党ができるかだが、それは選挙の後だから、いま有権者に見分けるのは難しい」

   テリー「連立しますよともいわないしね」

   宮崎「4年間に何をするのかをいうべき。10年後なんかわからない。でも10年、15年後に振り返ると、重要な選挙だったということもありうる」

といった調子で終わってしまった。が、各党の政策をゴチャゴチャ解説したところでだれもわからないだろう。むしろ「スッキリ!!」の雑駁な話の方が飲み込みやすかったりして?

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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