2018年 7月 20日 (金)

美しい北川景子の「性悪女ぶり」見物ドラマ!演技未熟の極みでも大向こうの客はいるさ

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「悪夢ちゃん 第8回 マイ夢」(日本テレビ)2012年12月1日21時~

   この局のおどろおどろシリーズと筆者が勝手に名づけているオカルトチックなドラマである。「妖怪人間ベム」などの不気味系とでも呼ぼうか、今回は予知夢を見る少女や過去のトラウマに原因がある教師の物語だ。武戸井彩未(北川景子)は美貌で優しい小学校教師だが、いつもニコニコ笑顔の下には、腹黒くて生徒たちをクソみそに罵っている本音の部分を持つ二重人格(?)の女である。
   その性悪の原因がどうやら過去の殺人に起因しているらしいという顛末であるが、こうしたドラマは筋を追っても全く意味がないのである。美しい北川の性悪ぶりを見物するだけで十分。その証拠に大人の鑑賞に堪えられないレベルの学芸会ぽい内容でも、視聴率が高くはないが、落ちても行かないので、楽しみに見ている大向こうの客もいるのだ。はっきりいってマンガには違いないのだが。
   脚本がベテランの大森寿美男で、元恋人役で認知神経学の准教授である志岐貴が、整形(?)美男子のGACKT、問題児の祖父でキーマンの万之介は小日向文世という曲者揃いの配役も何か出てきそうと思わせる。余りに整い過ぎた美人の北川は、そのためにかえって振られる役柄が狭かったので、このワル女役を代表作にしようと張り切っていると聞くが、とてもとても演技者としては未熟の極み、彩未先生が生きては迫ってこないのが残念である。ただし、美貌はそれも1つの才能に準ずる個性だから、まあ、頑張りやして。

(黄蘭)

採点:0.5
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