原発避難の双葉町「町長VS町議会」中間貯蔵仮場計画で不信任3度目?

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   原発警戒区域に指定され、町民が避難中の福島県双葉町の井戸川克隆町長と町議会が対立している。町議会は3度目の町長不信任案を一両日中に提出するという。原発被災地で起きている騒動の背景に何があるのか。

   昨年3月(2011年)、双葉町民1200人はさいたま市に避難した。このうち、いまだに155人が埼玉・騎西高校に避難しているほか、福島県外に3248人、県内に3689人が避難生活を余儀なくされている。

   仮の町役場を埼玉・加須市に設置し、ここで町政に当たっている井戸川町長だが、国の中間貯蔵仮場を双葉町に設置する計画に反発し、今年2月に行われた国との意見交換会にも「政府に不信感がある」として欠席した。ところが、町議会議員から町長のやり方に疑問の声が出た。1回目の町長不信任案は今年6月、2回目が9月に提出され、いずれも採択までには至らなかったが、今回は採決になりそうだという。

町長辞職か町議会解散か

   不信任案提出の理由について伊澤史朗副議長はこう語る。

話し合いを
「町長は『町民の声を聞きます』『議会と相談します』ということを議会の一般質問で答弁をしておきながら、1回も議会と話し合ったことがないのです」

   独善的で議会無視というのだが、井戸川町長は「私も今まで本当に頑張ってきました。その頑張り方が直接町民に伝わっていないことは事実かもしれませんが・・・」と話す。

   司会の羽鳥真一「なぜ話し合わないんでしょうね」

   コメンテーターの萩谷順(元朝日新聞編集委員)が次のように指摘する。「町長と町議会が協力し合わなかったら、分散して避難している悲惨な立場にある町民のためにならない。解散するか辞職するか早めに選択をしたほうが町民のために良いとおもいますが」

   あくまでも双葉町に帰るのか、国のカネで暮らしを早く立て直すのかという考え方の違いもありそうだが、そこに今回の総選挙とその結果がからんでいることはないか…。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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