大都会でも増え続けるゴースト空き家!打つ手ない現状―正面から取り上げ見ごたえ

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「週刊・ニュース深読み」(NHK総合)2012年12月15日8時15分~

   前半のテーマは毎度ありふれたワイドショーもどきであるが、「深読みコーナー」と題した後半部分に見ごたえがあった。この日は全国に広がっている空き家の問題である。空き家というと、地方の過疎の町に発生するものと考えられているが、今は大都会でも存在する。しかも、所有者に連絡が取れなくてお手上げの場合もある由。
   ゲストの松本明子は四国の家が無人で、年に何回も帰って空気を入れ替えているとか。タレント業の合間に田舎の空き家の手入れに帰省するというのも切ないだろう。他にデーブ・スペクター、森永卓郎、解説委員の後藤千恵、富士通総研の米山秀隆らがコメンテーターで、司会は小野文恵と高井正智である。キャピキャピしたバカねえちゃんが壁の花要員でいなかったからよかった。
   空き家にしておかずにさっさと更地にして売ればいいと素人は考えがちだが、なんと、更地にすると固定資産税が6倍になるのだそうだ。つまり、地上げ屋が転売で金儲けの対象にしないために税金を高くしているのだろうが、そのために空き家で放置せざるを得ない。古い家で売れもせず、かといって毀すのも金がかかる。持ち主が高齢化していれば仕方なくゴースト空き家と相成るわけである。
   筆者もよく中央高速道から多摩ニュータウンを望遠するが、かつての新しい町も今はゴースト町、時代の移ろいとは残酷である。

(黄蘭)

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