松山ケンイチがペケ、脚本ペケ、演出ペケの「平清盛」を高評価!老評論家にゃ驚いた

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「平清盛 最終回および総括」(NHK総合)2012年12月23日20時~

   そもそも平清盛の一代記のナレーションが、なんで源頼朝なのだ。最初の頃に源平は仲が良かったからか?それとも初回の出だしが平家滅亡のニュースだったからか?いずれにしても根拠薄弱。タイトルを平清盛とつけたのなら、終始一貫源平の戦いで押し通せばよかったのだ。欲をかいて朝廷だの公家だの水軍だのと手を広げ過ぎた。
   清盛像はぼやけ、画面もぼやけ、ザラザラした汚い画面にしたのは、20代の松山ケンイチが孫だらけ64歳のジジイになった時に、特殊メイクの自信も金もなかったので誤魔化すためだったのか!?(笑)。札びら切って主役級俳優を掻き集めたが、肝心のセットはいつも逆光の庭と廊下と座敷ばかり、おい、使い回してるなとプロが見るとわかる。盛国(上川隆也)なんかいつまで経っても歳とらねえ、最後に髭が白くなっただけだった。出来損ないのリアリズム?
   脚本(藤本有紀)がペケ、平清盛(松山ケンイチ)がペケ、演出(渡辺一貴)はペケの2乗、ましだったのは音楽(吉松隆)だけ。大笑いなのはこんな駄作を、毎日新聞に書いている80歳を越えた老評論家が今年のベストテンに入れていたこと。老人は時代劇でさえあればいいのだ。しょぼしょぼした目には画面のざらつきもよく見えなかったのか。筆者は平家というと、壇ノ浦に消えた滅びの美学と、六波羅に象徴される奢れる文化をこそ描いてもらいたかった。本作では「驕る平家は久しからず」も「諸行無常」も全く味わえず。

(黄蘭)

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