今年いよいよ広がるドラマ離れ!ジャニーズ系主演の「似たり寄ったり」に視聴者ウンザリ

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「2013年テレビ界 今年の展望 ドラマ編」(各局)2013年1月

   「ドラマ編」昨年顕著になったのは、キムタクを出そうが、ジャニーズ系の人気者を2人主演させようが、視聴率が10%台をウロチョロ。「ドクターX」(テレビ朝日)が20%を越えたといって大騒ぎになった。かつてのキムタク・ドラマは30%でもあまり驚かれなかった。当たり前だったからだ。つまり、視聴者が徹底的に冷め、主演タレントや原作マンガを宣伝しようが踊らなくなったのだ。この傾向はさらに今年、増幅するだろう。危機は数年前から続いている。
   根底にあるのは視聴者の<ウンザリ感>である。連続ドラマを例にとれば、あるクールでは主演がほとんどジャニーズ系で占められる。SMAPや嵐や関ジャニ∞の青年たちをバラ売りして、夫々主演を張らせる。同年代なので内容も若者向きの恋愛ものか警察もの、或いは広い意味でのサスペンスもの。似たり寄ったりだ。見る前から内容に予想がつく。だったらどうでもいいから見ないとなる。
   主演さえ押さえれば出来たようなものだという制作者側の高をくくった気持ちがあるから、脚本家に呻吟もさせないし、腹にたまった描きたいものも書かせない。主演タレントが傷つかないような口当たりのいい話でお茶を濁す。人間を描くのがドラマなのに、筋と見栄えばかり追いかける似非ドラマだらけ。目の肥えた茶の間のオバサン視聴者は、今や見かけだけではついてこない。映画監督に丸投げして(例、是枝裕和)サボっていたら10%も行かなくなるぞ。

(黄蘭)

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