2024年 4月 20日 (土)

兵庫・西宮神社「開門神事」やっぱりいいこと続く福男!今年は高校3年生

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   きょう10日(2013年1月)は新春恒例、兵庫県・西宮神社の「開門神事福男選び」だ。「今年もこの時期、この場所に来ますと、新たな年がはじまるんだなという気がしてきます」と取材キャスターの奥平邦彦が紋付袴姿で現地からレポートした。今年の福男は高校生だった。

去年の「二番福男」就職早々にン千万円の契約ゲット

   神社の表大門(赤門)から本殿までカーブのある230メートルを駆け抜け、一番乗りを争う。「朝ズバ!」が中継するようになって、毎年大変な騒ぎとなり、今年の報道関係者は100人近くに上った。「朝ズバ!」も8台のカメラで約30秒の神事を追った。足の速さがモノをいうのは当然だが、スタートの位置が何より重要。門の広さに合わせ、幾重にも並ぶので、後方の列になっては勝ち目はない。抽選で先頭グループに入ることが第一関門だ。午前6時、門が開き、一斉に駆け出す。今年の福男となった高校3年生の土井雄登さん(18)も前列のスタートから飛び出し、ぶっちぎりでゴールした。

   福男になると、その年の福を一身に集めることができるといわれるが、実際いいことがあるのか。「朝ズバ!」は去年(2012年)の福男のその後を訪ねた。まず、二番福となった会社員景山浩規さん(22)。去年4月、工作機械などを扱う商社に就職し営業に配属されると、新人としては異例の大型契約を取り付けた。上司も「営業に出て間もない時期にウン千万円の注文を取ってきました。やっぱり福男のおかげ」と感心していた。景山さんは「もし今年、福男になったら、彼女がいるので結婚したい」といって連続出場を目指したが、今回は抽選で外れた。

   去年、見事に一番福に輝いた福田裕矢さん(22)は福井県出身で、福知山市在住、姓も福田の「福づくし」とあって話題となり、CMや1日駅長などイベントに引っ張りだこだった。「福田というより、福男と呼ばれるようになりました」。今年も去年とまったく同じシャツ、同じ短パン、同じシューズで連続福男を狙ったが、こちらも抽選で先頭グループに入れなかった。

「福女」も登場!関西大学陸上部の双子姉妹

   例年だと、福男には「8時またぎ」コーナーで司会のみのもんたがスタジオからインタビューするのだが、取材キャスターの奥平が申し訳なさそうにいう。「今回、めったにないことが起こりました。一番福の土井さんは高校生なので学校に行ってしまいました」。で、その前に何とかつかまえて聞いた話を紹介した。土井さんは「友だちと思い出づくりの気持ちで参加しました。まさか福男になれるとは。彼女ができたらうれしいですね」と落ち着いた表情で語っていた。

   その代わりではないが、目玉の参加者として、「福女」を目指した関西大学陸上部の双子の姉妹(19)がみのと話した。熊本県出身だそうで、みのが「いま2人の顔が全国に流れていますよ」と話しかけると、「びっくりです」。みのが「お父さん、お母さん、どこで見ているだろう」と聞くと、「熊本です」と初々しく答えていた。

   かくして、恒例の神事は終わった。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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