「六本木クラブ襲撃殺人」元リーダー逮捕で『殺人容疑』まで突き上げられるか

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   昨年9月(2012年)、東京・六本木のクラブで客の男性(31)が複数の男たちに襲われて死亡した事件で、警視庁はきのう9日(2013年1月)までに、暴走族グループ「関東連合」の元リーダー・石元太一(31)の逮捕状(凶器準備集合罪)をとった。石本は詐欺罪で公判中。

逮捕状は入口の「凶器準備集合罪」。7人が海外逃亡

   事件は9月2日夜、複数の車で乗り付けた目出し帽に金属バットを持った男たちが、六本木のクラブ「フラワー」に乗り込み、飲食中の藤本亮介さん(31)を撲殺した。クラブ周辺の防犯カメラに男たちの姿が写っており、これらをもとに警視庁は関東連合の元メンバーら16人の逮捕状をとった。うち7人が中国やハワイなど海外に逃亡していることがわかっている。

どこまで関与?

   この防犯カメラの映像の中に、石元が逮捕状が出ている男と接触している姿があり、警視庁は石元は襲撃には加わっていないものの、襲撃の男たちを集めたと見ている。石元は振り込め詐欺に関わった疑いなど9月以降に4回も逮捕・起訴されており、おととしの歌舞伎俳優・市川海老蔵暴行事件でも現場にいた。

   関東連合は東京・杉並区や世田谷区で活動していた暴走族の連合で、2003年に解散したあともメンバーは固まっていて、ことがあると短時間で集まることが知られている。石元は中学時代から札付きの不良で、17歳 でリーダーになった。昨年8月に「不良録」という自叙伝まで出し、関東連合について「武器は金属バットと包丁だ。パトロールで敵の暴走族を発見したら躊躇なく襲撃する」「金属バットをフルスイング。相手が倒れようが関係ない」などと書いている。

   その後、広告代理店や芸能関係の仕事に就いているが、仲間とのつながりは強く、「不良録」でも「絆は変わらない。仲間がトラブったと聞けば、日曜でも夜中でも30~40人くらいは簡単に集まる」とうそぶいている。この事件もそれにあたるのかどうか。このあたりがよくわからない。

「半グレ」つかみどころない集団に手を焼く警察

   事件に詳しいリポーターの阿部祐二が、北海道から電話で解説した。なぜ北海道なのか。寒波のリポートで前夜からオホーツク海に面した枝幸町歌登にいたのだ。とくに新しい情報なしに電話で答えただけだから、何とも冴えない。もともとこの事件は奇妙で、殺された男性は人違いだった可能性もあるとか、2人が自供したとかいわれながら、警察は情報を出していない。

   阿部「なにかあると集合、終わるとまたバラバラという集団なんで、捜査関係者も実態をつかみ難い。解明は容易じゃないでしょう」

   司会の加藤浩次「わかってないことが多いからね」

   キャスターのテリー伊藤「石元がどこまで関与していたか。ただ、上下関係は残っているようなので、上になる石元が襲撃に関与している確率は高い」

   加藤「(捜査は)殺人までいくんでしょう?」

   弁護士の本村健太郎「(凶器準備集合罪では)捜査が進んでるとはいえない。がんばって先に進んでもらわないと」

   警察にとっても、暴力団でもない暴走族でもない「半グレ」はいわば盲点。法律を何とも思わない点では、暴力団以上かもしれない。なんともやっかいな話だ。

文   ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
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