「NHK大河」計算された演出でまずは大成功!まぁ、あれだけイケメン掻っ攫ってくれば…

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「八重の桜 第1回」(NHK総合)2013年1月6日20時~

   平清盛で懲りたNHK、今度は画面も明るくなり、複雑な幕末のエピソードを八重の周辺にきっちり収斂させてわかり易くした。お蔭で視聴率20%越えの大当たり。1回目としては大成功である。つるっと風呂上がりのような清潔感のある綾瀬はるかばかりでなく、兄の山本覚馬(西島秀俊)や殿様・松平容保(綾野剛)、最初の夫になる川崎尚之助(長谷川博己)、吉田寅次郎(小栗旬)ら札束でぶん殴って(?)イケメン掻っ攫ってきた。そりゃ当るわけだ。
   会津の『什の掟』というのが、今の日本に欠けている事ばかりで、画面に文字で表示している。「嘘つくな、外で物を食べるな、弱い者いじめするな、年長者の言うことに従え・・・」と現代でも使えることだらけ。また、いきなり、アメリカの南北戦争合戦シーンで始まったのには吃驚したが、鉄砲を打ちまくってド迫力である。
   出演者では訛りの上手い西郷頼母(西田敏行)、存在感のある佐久間象山(奥田瑛二)、象山の館のセットは2階建ての吹き抜けになっていて、下にいる覚馬が2階の象山と尚之助に向かって語りかける演出だ。象山がこの時代のリーダー的存在だったと自然に感じさせる手法で計算が見える。綾瀬はまだ鉄砲を打つシーンだけだったので次回以降に譲る。1つ気に入らないのは音楽だ。有名人の坂本龍一に書かせたのは数字欲しさだろうが、大河の音楽としては格調もなく、メロディにも魅力がない通俗路線で、聴き映えせず。

(黄蘭)

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