仲間由紀恵の悪女に恐怖感涌かない!美しく録っただけの中途半端ホラー

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「サキ 第1回」(フジテレビ)2013年1月8日22時~

   ちゃんちゃかちゃーん、出ました、ふたたび。関西テレビお得意の仲間由紀恵による悪女もの!以前の「美しい隣人」に続く美女の殺人鬼(?)の登場である。楚々とした小児科の看護師、網浜サキ(仲間由紀恵)は、雑誌記者の新田隼人(三浦翔平)が書いた、自分の姉は両親が困窮していた時に生まれたので、捨てられたという記事を読んで「自分は姉だ」と名乗り出てくる。ウソかホントか。
   筋を追っても意味がないので、サキがストーカーだと称する男や、その件で相談した弁護士の野村康介(萩原聖人)や、あるいは病院の理事長・須藤繁之(高島政伸)、ワイン販売店の店員など、並み居るイケメンの男たちがこれからサキの餌食になっていくらしい出だしである。仲間をより美しく録り、流し目のアップや、アンニュイな後ろ姿や、意味ありげなベランダでの立ち姿や、これでもかこれでもかとドアップの大盤振る舞い。演出家は仲間ファンか?
   一種のホラードラマだが、いまいち迫力がない。「美しい隣人」は途中でトーンダウンしてがっかりしたし、今回もゾクゾクするような恐怖感は湧かない。中途半端。すなわち、主役の仲間を傷つけない程度の悪女なので徹底しないのである。弟になる三浦翔平も演技が生硬で、とてもトップ屋の清濁併せのむ洒脱さはない。お坊ちゃんの公務員みたい。理事長の高島政伸だけは恐ろしい嫁と離婚したばかりの下敷きがあるので、迫力のある犠牲者になりそうだが。

(黄蘭)

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