夜回り先生・水谷修「一度だけ生徒を殴ったことあります」

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   大阪市の高校でバスケットボール部員が顧問からの体罰を苦に自殺した問題で、「夜回り先生」として知られる教育評論家の水谷修は「私は、一度だけ体罰を与えたことがあります」とブログで1月14日(2013年)に告白した。

   定時制高校の教員だった時、暴力事件を何度も起こしていた問題児を「きちんと卒業して周囲を見返せ」と説得して更正させた生徒がいた。しかし、厳しい指導をする担任の教員に、生徒は腹を立てて暴力を振るった。いっこうに謝罪しない生徒を水谷は「思いっきり彼の顔を拳で殴りきりました」という。「人に殴られる痛さわかったか。どんなことがあっても、人を傷つけては駄目なんだ」と言い、自身の退職も覚悟して担任に謝罪させたという。

苦しんでいる先生たち

   後日、その担任から話を聞くと、自分の子どもも非行に走り、教育方針を悩んでいたことが分かった。水谷はこの経験をふまえて、「実は多くの大人たちも苦しんでいます。自分が不完全な存在だと言うことを知りながらも、君たち子どもたちの前で偉そうに、語ることがどんなに汚いきついことか知っているからです。子どもたち、君たちを傷つけた、傷つけている大人たちを許してくれとは、いくら私でも言えません。でも、わかって欲しい。彼らも、君たちと同じ子ども。苦しんでいるんだと」と語っている。

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