2024年 4月 24日 (水)

インフルエンザ猛威!「去年と同じA型」子どもより大人に感染拡大

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   インフルエンザ患者が首都圏で急激に増えている。国立感染症研究所によると、「流行の第1週から2週が3倍。昨年(2012年)は2倍だったからかなり急激」という。いま一番ピリピリしているのは受験生だろうが、その学習塾だって危険地域だ。

   今年の流行は昨年と同じ「A型」。 感染症研究所は「昨シーズンかなり流行したから、免疫を持っている人が多いので減ると思ったが、予想に反して昨シーズンに匹敵する」という。

関東中心に「警戒レベル」

   厚生労働省によると、今月7日(2013年1月)から13日までのインフルエンザ感染者は5万9194人で、昨年12月中旬の10倍だ。警報レベルは関東地方を中心に9県だが、4週間以内に注意報レベルになるのは38都道府県という。流行はすでに全国に及んでいるということだ。

   大田区の大川こども&内科クリニックでは、今週に入って1日に30人を超えるようになった。年初めは成人が多かったが、学校や保育園・幼稚園が始まってからは保育園中心になった。

   ただ、流行に違いが見られ、今年は20代、30代、40代という勤労世代の患者が多い。普通は患者の65%は20歳以下なのに、今年は65%が20歳以上で、行動範囲の大きいこの世代に感染が広がれば、ウイルスの拡散がさらに広くなるということだ。

   予備校や塾などでは、入口でアルコール消毒、学級閉鎖の生徒は休ませる、マスクを用意したりと、完全な臨戦態勢だ。コンサートやカラオケなど人が大勢集まるところが一番危ない。それをいうなら電車もバスもとなるが、乗るときはそれなりの備えが必要になる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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