「アルジェリア襲撃」なぜ日本人は狙われたのか…いまやイスラムの敵?

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   アルジェリアの天然ガス施設襲撃・人質事件で、安否が不明だった3人の日本人のうち2人の死亡が確認された。これで日本人の死亡は9人となり、残り1人の安否は依然としてわかっていない。菅義偉官房長官が23日(2013年1月)に明らかにしたもので、事件現場から首都アルジェの霊安所に移送された国籍不明の遺体を日本の警察関係者や日揮社員らが確認した。

決行日に「関係会社幹部会議」日揮の新谷正法最高顧問も参加

   「モーニングバード!」は24日までに判明した8人の死亡者の氏名を伝えた。渕田六郎、伊東文博、緒方弘昭、後藤康次、木山聡、前川秀海、山田隆、内藤文司郎さんだ。木山聡さんは武装集団が攻撃の最中、中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」の電話に「私の状態は悪くありません。今のところ」と答えていたが、この後に殺害されたのだろうか。

狙い撃ち

   襲撃のターゲットが徐々に明らかになってきた。決行の16日はプラント建設にかかわっている関係各社の幹部が集まり、「幹部会議」が開かれる予定だった。日揮の新谷正法最高顧問や英国石油会社BPのカルロス・エストラーダ副社長が現地を訪れており、武装集団はこの幹部会議を狙って決行したとの見方が浮上している。

   アルジェリア政府によると、武装集団は2か月以上も前から襲撃を計画し、エストラーダ副社長は最初の襲撃で殺害されたという。新谷最高顧問はどうしたのか。番組ナレーションでは「行方不明になっている新谷最高顧問」と伝えたが、安否が不明の残る1人が新谷最高顧問なのかどうかははっきりしない。

「日本人を出せ」と探し回って殺害

   無事だった日揮従業員のアルジェリア人は「(テロリストは)『日本人を出せ』と言っていた。テロリストは日本人を殺害するとわれわれを解放したが、台所には5人の遺体が見えた」という。

   司会の羽鳥慎一「たまたま日本人が巻き込まれたのではなく、(テロリストは)『日本人を』という意思があったのでしょうか」

   玉川徹(テレビ朝日ディテクター)「日本人はイスラム世界のテロリストといわれる人たちから、敵と見られていることが形になって現れたのかもしれない。それはなぜか、どうやって防ぐか、もう一度考えなければいけない」

   イスラムでは日本は仏教国と見られていて、宗教的な敵意は持たれていないし、直接的な軍事行動を行っていない。日本人全体が敵になっているわけではないだろうが、なぜテロ集団は狙ったのか、詳しく検討する必要はあるだろう。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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