飲み薬で治療する糖尿病―インスリン注射から解放!新薬が続々登場

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   日本には糖尿病の患者が予備軍も入れて2200万人いる。治療の代表がインスリン注射だ。塚原泰介アナが伝える。「この注射に頼る人が約100万人いて、毎日の食事時にお腹への直接注射をしないと震えなどの発作が起きます。ところが、ここ数年で事情が一変しました。インスリン注射をせず、2種類の飲み薬だけで効果テキメンです。他人事ではない糖尿病の最新情報、必見です」

患者の体質や生活習慣で判断

   福島県・いわき市の吉地智恵さん(68)は15年前から糖尿病を抱え、重い血糖値異常のためインスリン注射が手放せなかった。趣味の合唱団の練習は昼をまたいで行われるので注射が打てず、やむなく退団した。その後は、家に閉じこもり気味になった。

   そんな時、斉藤幾重主治医から勧められたのがインクレチンなど2種類の糖尿病関連薬だった。この薬を飲めば注射もいらない。2年前から新薬に切り替え、体重は7キロも減り血糖値も正常に近い水準にまで落ちてきた。「今ではゴルフを週に2回通っています。注射も打たなくて良いし、全く苦労なしになりました」と声を弾ませる。

   斉藤医師「注射にするか、飲み薬にするかの選択は、本人の体質や生活習慣の違いを見て慎重に判断しています。でも、私の所ではいままでに40人が注射を中断し、そのうち37人が注射を止められるようになっています」

   北里研究所病院の山田悟医師は「素晴らしい結果ですね。ただし、くれぐれも自己流は慎んで、主治医に必ず相談して下さい。今後はSGLT2などの、お小水の中に糖分を捨てて行く働きの新薬も出るでしょうから、期待していいと思います」と話す。

(磯G)

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