中央の指示届かない中国人民軍―現場の独断で射撃用レーダー照射?

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   中国軍艦が海上自衛隊護衛艦に射撃用の火器管制レーダーを照射した問題で、中国外務省の副報道局長は「報道で知ったが、具体的なことはわからない。関係部門に聞いてください」と語るばかりだった。共産党機関紙国際版の「環球時報」は「日本の自作自演」という記事を掲載した。ロックオンは中国政府がなんらかの狙いがあってやったのか、海軍の現場レベルの暴走なのか、まるでわからない。

外交部と軍の関係もギクシャク

   元海上自衛官で北京の防衛駐在官・小原凡司東京財団研究員に、司会の小倉智昭が「中国外務省が報道されるまで知らなかったといっているが、こんなことってありますかねえ」と聞く。

撃ってくるのか

   小原「ありえると思いますね。理由としては、1つに中国人民解放軍と外交部の意思疎通がうまくいっていないこと。過去に同じような事例が南シナ海で起きています。

   もう1つは、人民解放軍全体では党のコントロールは効いているのですが、指揮系統の中でうまく現場に意思が伝わらないこと。今回の事態についても、中央が裏で抑えたとしても、現場が別の形で嫌がらせや脅迫行為を続ける可能性はあると思います」

   笠井信輔アナ「まさか中国軍が撃ってくるということはないでしょうね」

   小原「それはないと思います。そこまでやったら中央の意図から外れてしまう。裁量の範囲で自分がやれる範囲の行為だと思う」

   日本を敵視する背景には、学校教育で植えつけられた反日感情がある。現場の将兵も同じような教育を受けてきたはずで、上官への不満など何かの弾みによる偶発的な軍事衝突の危険性は十分ありえる。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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