2019年 11月 22日 (金)

日中戦争おっ始まったか!!レーダー照射で週刊誌「開戦モード」くわばら、くわばら

印刷
富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

小野寺防衛相のお先走り心配する自衛隊制服組

「戦争が始まれば、東京を空爆することを考えなければならない」

   これは羅援という人民解放軍少将の発言だと『週刊新潮』が伝えている。

   日中戦争が勃発した!今週の週刊誌を見た人がそう思っても不思議はないほどおどろおどろしいタイトルが、どの週刊誌にも踊っている。「中国人9割は『日本と戦争』『東京空爆』」(週刊新潮)、「中国からの『宣戦布告』」(週刊文春)、「中国『宣戦布告なき開戦』の一部始終」(週刊ポスト)、「『狙いは首都・東京』習近平の中国は本気だ」(週刊現代)といった具合である。

   海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」がレーダー照射(ロックオン)されたのは1月30日(2013年)で、2月5日にこのことを発表した安倍内閣は、毅然としながら中国側の挑発には乗らなかったことが評価されているが、舞台裏ではいろいろあったようだ。諸説あるが、『週刊朝日』の「ロックオン挑発に安倍官邸の『勝算』」から引用してみよう。

「与党関係者によると、レーダー照射の詳細な情報が小野寺五典防衛相から安倍首相に伝えられたのは、5日の発表直前だったという。
   報告が遅れた理由には、1月19日、海自のヘリ『SH60』が中国海軍の艦船からレーダー照射を受けたと疑われる事案を巡る『疑心暗鬼』があった。
   『このとき防衛省の事務方が小野寺氏と外務省に報告しました。すると、小野寺氏が<これは大事なことだ。すぐ安倍首相に報告しよう。きちんと声をあげないとダメだ>などと言い出した。事務方は仰天し、<疑いの段階で公表すれば日中関係が大変なことになる。ウラがとれるまで待ってください>と押しとどめました』(官邸関係者)(中略)
   『大臣に綴告すると、また<公表する>と騒いで情報が漏れかねないと制服組が警戒した。防衛省は2010年の尖閣沖の漁船衝突事件などで民主党政権の対応に不信感があり、今でも政治家に情報を上げるのを極端に避ける傾向にありますから』(防衛省関係者)」

   ようやく報告が上がったのは5日の昼ごろだった。小野寺防衛相はすぐに官邸に乗り込んだというが、あわてていたため菅義偉官房長官や岸田文雄外相に根回しせず、本来は公表前に外交ルートで中国側に正式抗議をしなくてはいけないのに、安倍首相に「中国の暴挙を国際社会に発表したい」と直談判したというのだ。

   中国側は「日本のいうことはまったくのデタラメだ」と猛烈に反発しているが、今度ばかりはそんな強がりをいっても国際社会では通用しない。ロックオンはミサイルを撃ち込まれても不思議ではない危険な行為だそうだ。週刊文春で作家の麻生幾が、1月19日に尖閣諸島から北へ約百数十キロの海域で起きた、海上自衛隊の海上哨戒用ヘリコプター「SH- 60K」に対する、中国のフリーゲート艦「ジャンカイ1級」からの射撃管制レーダー照射の模様を迫力満点に描写している。

「神経をかき乱す音が、海上哨戒用のヘリコプターSH-60Kの狭い機内に鳴り響いた。
   『強烈に耳障りな音』を聴いた機長ほか三名の搭乗員たちは、その音が意味することをすぐに悟った。
   SH-60Kをターゲットにして向かってくるミサイルが自ら放つ終末誘導レーダーか、軍艦が射撃を行うためのレーダーか、そのどちらかを探知したのだ。(中略)
   『強烈に耳障りな音』は止むことはなかった。しかも回避行動を取りながらその海域を離脱するSH-60Kの背後へも、フリーゲート艦は十分近くもしつこく照射し続けたのである。
   『強烈に耳障りな音』を十分近くも聞き続けたヘリコプター搭乗員の精神状態はいかばかりであったか――『至急報』を受けた海上自衛隊幹部は、ゾッとする想いに襲われた」

   週刊ポストはレーダー照射などの危険な中国側の行為は頻発していたと報じている。取材で明らかになったのは2010年4月8日に「中国艦艇の艦載ヘリが護衛艦『すずなみ』に接近飛行」。4月13日には「P-3C哨戒機が中国艦艇から速射砲の照準を向けられる」など、1月の2件を入れて8件あるという。

お知らせ

注目情報

PR
追悼
J-CASTニュースをフォローして
最新情報をチェック
電子書籍 フジ三太郎とサトウサンペイ 好評発売中