2018年 7月 19日 (木)

剛力彩芽タイプじゃ無理「内気で活字好きの年頃娘」なぜ起用?ハハン、事務所の力か…
<ビブリア古書堂の事件手帖 第5回>(フジテレビ系)

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   活字の原作本が300万部を越えたベストセラーだったからといって、テレビドラマ化されて必ずしも面白くなるとは限らない。当作品はその代表的な例の1つである。この回の本はアントニイ・バージェスの「時計じかけのオレンジ」で、古書堂に出入りする娘の中学生の妹が、DVDの万引きで停学になった顛末ばなしなのだ。
   例によって篠川栞子(剛力彩芽)が謎解きをするのだが、ヒントは読書感想文である。中学生が書いた「時計じかけの…」の読書感想文が最優秀賞をとったが、実は別人によって書かれた文のパクリだった。笑ってしまうのは、この原作者もTVスタッフも、その世界の実情に疎すぎることだ。読書感想文コンクールを主催している会社が、既に本になっている感想文のチェックをしない筈がないし、最高賞に選ばれる前に当然盗作は発覚する。活字媒体の担当者が2重投稿やパクリにいかに神経を使っているか調べてもいないのか。
   主演の剛力彩芽は某週刊誌の「嫌われる女」の読者アンケートで堂々の4位に入った。筆者は何故かと聞かれたので、可愛いけれどその辺のタレントと似たり寄ったりで、何故いいのかわからないと答えた。この栞子のどこが剛力でなければならないか理解に苦しむ。ハハン、事務所が強力だからだねと言わざるを得まい。活字好きで内気で人の目を見て話せない年頃の女の子なら、IQが高く知性が滲み出るタイプでなければ駄目だ。剛力はおよそ凡庸にしか見えない。(放送2013年2月11日22時~)

(黄蘭)

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