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熊本ついに「PM2・5注意情報」暫定指針値超えの110マイクロ!校庭から子ども消えた

   きのう5日(2013年3月)、熊本県で全国で初めてPM2・5の注意喚起情報が流された。そのとき熊本市内にいた細谷めぐみリポーターは「うっすらとモヤがかかっている感じがします。幼稚園や小学校の校庭から子供たちの姿が消えました。不要不急の外出は避けるようにという呼びかけが行われています」と伝えた。

各市役所が学校や住民に注意呼びかけ

   原元美紀アナがこう伝える。「熊本では国が定めた暫定指針値1立方メートルあたり70マイクログラムを超え、荒尾市では午前8時に110マイクログラムを記録しました。市役所では防災無線を通じて住民に注意を呼びかけました。

   また、指針値を超えた玉名市では市役所が各学校に電話を入れ、子供たちに激しい運動や外に出さないようにという連絡を入れました」

   玉名市役所の担当者は「注意を呼びかけてから、洗濯物はどうすればいいのか、外出をしなければならないのだがPM2・5を防ぐ方法はなどの問い合わせがありました」と話す。

偏西風に乗って黄砂が追い討ち

   司会の羽鳥慎一「まだまだPM2・5は続くわけでしょう」

   原元「PM2・5は中国大陸からの偏西風に乗ってやって来ます。でも、PM2・5だけではありません。ゴビ砂漠で発生した黄砂もやってきますし、それに花粉とトリプルパンチです」

   コメンテーターの宇治原史規(お笑いタレント)は「きのうは大阪もモヤがかかっているようにうっすらとしていた。テレビで1日何回もやる天気予報などで、PM2・5注意報みたいなのを流せないのかな」と話す。

   萩谷順(法政大学教授)「風に乗って飛んでくるものは止めようがない。それよりも、日本を含めた中国の周辺諸国で何が起きているのかを知ってもらい、中国の人たちの手で大気汚染のもとを断つようにしてもらわないと」