<チープ・フライト>
竹内結子「日本のメグ・ライアン」達者なコメディエンヌ…LCC舞台裏ドラマ意外な拾いもの

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   3月1日(2013年)、日本テレビは朝からこの特番ドラマの番宣一色だった。主演の竹内結子以下、船越栄一郎、向井理、加藤あいら出演者たちが番組ジャックし、ドラマの宣伝に大わらわだったが、朝のワイドショー「スッキリ!!」に出た時のことだ。船越が竹内を称し、「日本のメグ・ライアン」とその演技を称賛していたので、どんなものかと見て見たら、これが結構面白かった。思わぬ拾い物をした感じである。

向井理イケメン路線より嫌われ者役ピカイチ

   昨年、流行語大賞にノミネートされたLCC(ローコストキャリア)を舞台にしたストーリーで、その立ち上がりから就航までを描く。日本初のLCC「ピーチ・アビエーション」をモデルにしており、ドラマは「CHERRY'S航空」となっていて、飛行機の機体、客室乗務員の制服もピンク、ピンク、ピンクのピンクだらけだ。

   募集条件の「年齢不問」に集まってきたCA候補は、大手航空会社を落ち就職浪人のゆとり女子(桐谷美玲)、地方出身者で訛がきつい元看護師(加藤あい)、元タクシードライバー55歳のおばちゃん(宮崎美子)ら。竹内結子は大手航空会社から出向してきたCAで、唯一の経験者である相沢美晴役だ。

   CAとはかくあるべきと思い込みを捨てきれない相沢が、「客は荷物」と言い切るコストカットの鬼、年下の上司加茂川(向井理)とぶつかりながら、LCCのCAとして成長していくのが見どころである。向井理はこういうちょっとムカつく嫌われ者の役をやらせるとピカイチ。イケメン路線よりこっちのほうが向いている。竹内も「日本のメグ・ライアン」かどうかはともかく、コメディエンヌとしてはなかなかのものじゃないかな。

「荷物手伝わない」「ドリンク有料」でも乗ってみたくなったぞ!

   LCCについては、「荷物を棚に上げるのを手伝わない」「ドリンク、フード、毛布は有料」などとマイナス面が指摘され、「安かろう悪かろう」のイメージが先行していたが、このドラマでその理由や企業理念などもよくわかった。「安全と信用にはお金を惜しみません」という言葉を信じて、話のタネに1度は乗ってみようかな。そんなふうに思えたのは確か。LCCのいい宣伝になったと思う。(日本テレビ系3月1日よる9時放送)

くろうさぎ

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