2024年 4月 23日 (火)

シナリオ通り自民党TPP内紛―反対派の顔立て最後はシャンシャン

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   全員が納得するまで時間無制限という触れ込みだったが、2時間足らずであっさり収束した。きのう13日(2013年3月)の自民党のTPP対策委員会の総会だ。反対派委員による選挙区向けのパフォーマンスという見方もあり、良くも悪くも自民党らしい会議の収め方だった。

参院選に向けて支持者・後援組織への言い訳作り

   総会で議論されたのは、TPP交渉で農産物などの関税撤廃を例外とするよう政府に求める決議文だ。すでに安倍晋三首相とオバマ米大統領との会談で「聖域なき関税撤廃が前提ではない」ことは確認されたとしており、大きな紛糾はなかった。ポイントとなったのはその文言で、コメ、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物(サトウキビなど)と国民皆保険制度について、「聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、辞退も辞さない覚悟で交渉にあたるべきである」とあったのを、「脱退も辞さないものとする」と強めた点だ。これによって反対派も納得、賛成派と折り合いがついたという。

   司会の羽鳥慎一「時間無制限といっても、早めに終わるという予想がありましたが、予想通り早く終わりましたね」

   コメンテーターの玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「次の参議院選に向けて、支持者に言い訳する材料がそろえばいいというニュアンスがあったのか、なかったのか」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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