偽善コンサートで被災者の心癒せるものか!復興隠れ蓑に「八重の桜」ちゃっかり宣伝
<震災から2年 明日へのコンサート>(NHK総合)

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   筆者は根性が曲がっているのかもしれない。どうも「復興コンサート」と銘打たれたものを素直に賞賛する気にはなれない。当番組も、人気者のジャニーズやAKB48やエトセトラの歌手たちを集めて、3時間半もの歌や踊りの大盤振る舞いだが、一体誰のためにやっているのか。司会は有働由美子と中居正広。自分たちだけで盛り上がっているように見えて仕方がないのだ。でなければ、大いなる偽善。
   食うや食わずで、仮設住宅の侘び住まいで、果たして震災に遭った人たちが、キンキラキンのこのステージを見て、本当に心癒されるのだろうか。どこか遠くの出来事と、むしろそのギャップに苦しむのではないのか。NHKが出している雑誌ステラの番宣を読むと、「被災地復興へのメッセージを゛歌の力゛で発信」と書いてある。下手くそな流行タレントの歌にそんな力があるとは全く思えない。
   しかも、何のことはない。会津地方からの中継には、大河ドラマ「八重の桜」の子役の女の子を出演させて歌まで歌わせる。つまり、「復興」の言葉を隠れ蓑にして、視聴率が下がりだした大河ドラマの番組宣伝を大っぴらにやっているのである。受信料返せ。何がいやらしいといって、地元の高校生の太鼓チームや、ダンス好きなどに有名タレントと一緒にテレビに出演させるアメをぶら下げて、コラボをやらせていること。おそらく、使われる素人たちは上から目線のPやDたちにこき使われたに違いない。こんな番組はやめろ!(放送2013年3月9日19時30分~)

(黄蘭)

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