福島原発「停電」復旧せず!燃料プール冷却ストップで温度上昇―今晩ヤマ場

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   福島第1原発で18日夜(2013年3月)、原因不明の停電があり、19日朝になっても使用済み核燃料を保管しておくプールの冷却システムが停止したままになっている。

   東京電力は原子炉本体を冷やす冷却システムは作動しており、周辺の放射線量にも異常は見られないというが、福島第1原発が依然コントロールできていない不安定な状態であることを思い知らされる形になった。

   キャスターの小倉智昭は「東電が停電の原因が分からないって…。かなり心配な状況だと思うんですがね」とトップニュースで伝えた。

8500体の使用済み核燃料

   午後7時ごろ、緊急対策本部のある免震重要棟で停電が発生し、この停電はすぐに復旧したが、1、3、4号機の使用済み核燃料プールと共同プールの冷却システムは停電したままになっている。原因は19日朝の段階で分かっていないが、2号機の使用済み核燃料プールの冷却装置は作動しているという。

かなり心配

   1、3、4号機と共同プールにはそれぞれ292体、514体、1331体、6375体の使用済み核燃料が収納されている。とくに4号機の燃料は新しいタイプで、使用済みでも熱が高く、18日午後4時時点で25度あった。冷却システムが止まっているため温度は上昇しており、このままの状態が続けば残り4日間で東電の保安基準である65度に達するという。

あす20日も温度下がらなければ要警戒状態

   東電は「電源車を含めて、バックアップ態勢は複数あるが、いまの冷却システムを復旧させるために原因究明を最優先したい」としている。

   小倉「バックアップで冷却すべきじゃないですかね」

   原発の安全に詳しい東大の岡本孝司教授は、「まだ数日間余裕があり、その間に必ず冷却すればいいと考えているのでしょう。ただ、福島第1原発が安定した状態になるにはかなり時間がかかるという印象は受けましたね」と話す。

   小倉「必要以上に心配しないと思っていいですか」

   岡本「もしあすも今の状態が変わらないとなったら、アレッと思い始めますが、今のところ突然、危険な状態になることはないと思います」

   2年前の事故のときも「今すぐ心配はない」だったよな。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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