2021年 7月 29日 (木)

中国「大量死の豚」日本に入ってきてる!?輸入食品リストに病死豚肉ソーセージ

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TPPで食品輸入いよいよ増加!相手任せの検査で大丈夫か?

   『週刊文春』の「中国猛毒食品」第2弾は、今年3月(2013年)に上海市黄浦江に1万体といわれる大量の豚の死骸が漂流した「事件」を追いかけ、「捨てたのは俺だ」という農民の証言をとっている。この農民は浙江省嘉興市の東端にある嘉善県で豚を飼っている。その楊さん(仮名)が怒りをこうぶちまける。

<「この地区では五百頭ほど豚を飼っていたが、旧正月前の急激な寒波で三百頭以上が死んだ。例年はこんなことはないよ。豚舎の中は日中は三十度にもなるけど、夜は0度近くになる。気温差の激しさに成長する前の豚がついていけず、肺炎に罹ったりしたんだ。で、この地区の村人はみんな、死骸を川に捨てたんだよ。捨てるに決まってるだろ!」>

   豚が死んだら村長を通じて地方政府の担当部署に報告して、1頭当たり80元(約1200円)ほどの補助金をもらえるはずなのだ。その金で消毒して穴に捨てるのだが、その金が農民の手元にこないで役人が途中で自分のポケットに入れてしまうのだそうだ。悪いとはわかってはいても、農民たちは川に捨てるしかない。

   病死した豚を売買する闇市場への取り締まりが厳しくなったことも、川へ捨てた原因になっているという。これまで、中国では伝染病などで病死した豚でも1頭数十元で取り引きされ、ミートソースなどの加工品に流用されてきたのである。下流に住む上海の50代の男性は「最近では豚を含めた肉は一切買わないようにしているよ」と話す。20代の男性は「水が心配で、ミネラルウオーターしか飲んでいない。政府の言うことなんて誰が信じる?」といっているが、こうした危険な食品が日本人の口にも入っている可能性が高いと、週刊文春は書いている。

   中国最大の農作物生産地である山東省沿岸部でできた農作物の4分の1は日本へ輸出される。そこのビニールハウス群に流れる汚水には製紙工場からの排水が流れ込んでおり、人体への影響が心配されるという。当然ながら農薬とホルモン剤も濫用されている。

   「日本に輸入されている中国汚染食品リスト」が掲載されているが、それを見るとそら恐ろしくなる。例えばソーセージ(豚肉加工食品)。<日本の法律では、加熱した豚であれば輸入が可能となっているため、病気で死んだ豚を使っている悪質な業者も。亜硝酸塩などの有害物質も使われており、安易に中国産の豚肉に手を出すのは禁物>

   鶏肉も<中国では養鶏場のダニを殺すため、有機リン系の殺虫剤を撒いて鶏肉が汚染される。今年、中国KFCは山東省の業者から成長促進剤を投与した『速成鶏』を仕入れたことが発覚。日本のファーストフードも中国産の鶏を使用しており、要注意だ>

   中国のニラは冷蔵庫に半年入れても状態が変わらないそうだが、2009年に遼寧省で有機リン系の殺虫剤が使われた毒ニラを食べた6歳の女の子が死亡した。中国だけではない。安全基準が異なる国から来る農作物をすべてチェックするのは、いまの体制では難しい。TPPが結ばれれば輸入食品の量はさらに増える。食の安全をこれ以上他国に任せていいのか。国民的な論議が必要であろう。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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