2024年 4月 19日 (金)

4月値上げラッシュにみのもんた不満爆発「円高でいきゃあいいんですよ」

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   この4月(2013年)は値上げ目白押しだ。「おでかけ前の朝刊チェック」コーナーでけさ1日の朝日新聞1面の「値上げの春 家計負担」という見出しの記事を取り上げて、司会のみのもんたは憤懣やるかたなしという表情でこう話し出した。

   「(負担増は)当たり前でしょう。おまけに消費税。給料はそこまで上がりますか。円高でいきゃあいいんですよ。僕はそう思います」

年金も保険料アップ…、受給額は引き下げ

   小林悠アナが4月以降のさまざまな負担増をあげていった。「国民年金の保険料がきょうから60円上がり1万5040円になりますが、受け取る年金額は10月から引き下げになります。どのくらい減るかというと、満期満額の人は月700円、専業主婦のいる厚生年金モデル世帯(夫婦で月額約23万円)は月2400円減です。働く人の給料が増えないと生活は苦しくなると朝日新聞は1面で言っています」

   朝日新聞の記事は、他にも小麦の政府の売り渡し価格やシーチキン缶詰、食用油も上がるとしている。これが玉突きで街のラーメンやそば・うどんの値上がりとなり、外食産業も各メニューの値上げで対応すると見られている。

   みの「そうなりますよ。そこへもってきて政府と日銀はもっと物価を上げるというんでしょ。どうなっちゃうんでしょうか」

   これに池田健三郎(評論家)が解説した。「物価は経済の体温で、体温がずうっと一定のままだと景気は良くならないんです。そこでリフレ政策になっているのですが、先に値上がりが来ますから、負担増は当然ということになりますね。

   ただ、財界が頑張って大企業については先に給料を上げるという雰囲気が出てきていますから、大企業、一時下請けくらいまでは期待できると思います」

   みの「でもねえ、政府主導で大企業に給料上げなさいって、おかしなことと思いますよ。大企業は『はい上げましょう』というかもしれませんが、その下職はその分カットされますからね。加えて、きょうから65歳まで雇用しろというんでしょお。中小企業はどうしたらいいのか」

   みのは「65歳定年」になると、「給料がどんどん上がって、いよいよ会社は負担が大きくなる」と言いかけたが、池田が「給料カットになっていくわけで…」と説明した。みのはいまだに年功序列賃金だと思っているらしいのだ。

テレビウォッチ編集部

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