ボストン爆破犯「ローンウルフ」米国育ちのイスラム系2世テロリスト

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   オバマ大統領がテロと断定したボストンマラソンの爆弾事件は、イスラム過激派によるものなのか、米国内の反オバマ派か、愉快犯か―。米治安当局がいまもっとも警戒しているのは「ローンウルフ」だという。

黒色火薬使った手製爆弾

   マラソン参加者などが撮影した爆発の瞬間の映像が流れ、田中大貴リポーターがゴール付近に設置された計測時計を示し、「この時間を見て下さい。最初の爆発はスタートから4時間9分後、応援者やゴールする市民ランナーがもっとも増える時間帯です。このときを狙って爆発物が仕掛けられたと思われます」

何者なのか?

   ただ、ゴール地点の警備はスタート地点よりずっと手厚くなっていた。メインキャスターの小倉智昭は「警備陣の目を盗んで、どうやって爆弾を仕掛けたのだろう。日本なら爆弾探知犬を使ったり、コース沿道のゴミ箱の中まで徹底的にチェックするけど」と話す。

   コメンテーターのデーブ・スペクター(テレビプロデューサー)「これまで多くのテロ事件を起こしてきたアルカイダが、最近は組織的なテロではなく、スポーツ施設などを狙った個人的テロも実行すべきだと言い始めています。その影響があったのでは」

   これに対し、ゲストの板橋功(公共政策調査会研究室長)は「犯行は黒色火薬を使った手製爆弾によるものと思われます。手製爆弾は爆発力が弱いので、殺傷能力を高めるために爆弾の中にクギなどを仕掛けます」と個人的犯行によるという見方を示した。

おとり捜査・通信傍受からこぼれた個人の犯行

   小倉「なぜ起きたのでしょう」

   板橋室長「これまでにもアメリカでは何度かテロ事件が起きそうになっています。しかし、おとり捜査やテロリスト間の通信傍受で未然に防いできました」

   小倉「犯人は何者なのでしょうかね」

   板橋室長「いまアメリカがもっとも警戒しているのはローンウルフと呼ばれる個人的テロです。それぞれの国で生まれ育った2世たちがイスラム教などの影響を受け、テロリストに変わっていく。こうした人間たちへの対応を急務としています。

   犯行はイスラム系か白人優先主義者かと見方が色々分かれていますが、思想の問題よりも、最大のスポーツイベントだから狙ったテロであることは間違いありません」

   専門家によると、今回の爆弾程度ならネットで調べて作ることはできるという。

文   ナオジン | 似顔絵 池田マコト
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