見どころはテレビ局の下請けイジメ?エバリ散らすディレクター、卑屈なスタッフ…
<空飛ぶ広報室 第1回>(TBS系)

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   ブルーインパルスなどで有名な航空自衛隊の丸ごと宣伝ドラマである。テレビ局の口の減らないディレクターの稲葉リカ(新垣結衣)は、報道局で問題を起こして情報番組に異動させられる。不満たらたらで「制服特集」の担当となって航空自衛隊へ取材に行くが、広報室の窓口自衛官、空井大祐(綾野剛)が、これまた挫折組で、パイロットの難しい資格試験に通っていたのに交通事故で大怪我をして望みがなくなり、ときどき切れる男になっているのだ。

   広報室長(柴田恭兵)がお調子者で、無理やりコメディぶる演技はどっちらけだし、局のドラマ班が作っている災害救援ドラマに、航空自衛隊のヘリコプターを長い時間出させようとする顛末もわざとらしくて白ける。しかし、ドラマ班のディレクターが、やたらにエバリ散らすさまや、下請けのスタッフの怒られ方、卑屈さなどは、現実のテレビ局の下請け構造そのままの活写ぶりで面白かった。スターが出てきて見物人が「キャー」という場面もありそうだ。

   近頃モテモテの綾野剛は、表情も硬くてどこがいいのか理解に苦しむが、美人だけど屁理屈をこねる性格不美人の役柄の新垣結衣は適任である。挫折2人組の成長物語との番宣だから、恋の物語も始まるのだろう。ドラマの展開自体は予想通りのガキっぽさで、あまり連続して見たくもないが、航空自衛隊の基地や航空機のロケシーンはスケールが大きくて、視覚的には気分がいい。(放送2013年4月14日21時~)

(黄蘭)

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