ママ族の跳梁跋扈!子供番組制作現場で「ハテナ?」チビコで自分磨き

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   電車に乗っていても、我がもの顔のベビーカー。子供を出産したあなたは偉い! でも、もう少しベビーカーを畳んではもらえないだろうか。子供は抱っこしているんだったら、いいじゃない。見れば3歳ぐらいだし、ベビーカーじゃなくて歩かせたほうがいいんじゃないのと、ずぅっとベビーカーの子連れを冷たい目で見ていた。

   外国製のいかついベビーカーが登場し、我も我もとまるで同じ製品を買わなくては新米ママじゃないとでもいわんばかりに、多くの人がベビーカーを押しだしてからこうなったような気がする。昔は簡単手軽なベビーカーが主流だったのに、ついぞ高級車メーカーまで進出し、目玉が飛び出るぐらい高価なものが一部の層には人気になっているらしい。どうせ子供は1人か2人なので、その後、ベビーカーを廃車にしておいてエコを気にしたりするママたち。どうにも腑に落ちない気分になる。

それにしてもベビーグッズ高すぎる!食器も揃えると数万円

   いま子供番組を制作中の私でも、ママの使用物などを見ていると、「ハテナ?」と思う時がある。それは値段の高さだ。ベビーグッズはどれもかなりお高い。だっこひもを最近はベビーキャリアを呼ぶのだけれど、それだって6000円ぐらいはする。おもちゃにしても、赤ちゃん用の食器にしても、揃えれば数万円になるシリーズも多い。子供の数が少ない分、周りの大人の財布が子供たちに注がれていく。

   そしてもう1つ。現役ママたちを見ていると、とても母親っぽく見えないこと。つけまつげやネイルは当たり前。独身の時と何一つ変わらない雰囲気で、子供がいてもヒールの高い靴を履いていたりする。

   番組を通じて知り合ったママたちを見ていると、仕事に追われていてメイクも服もかまわなくなっていく自分に比べ、子育て中にも関わらずおしゃれに精を出している彼女たちを見ていると、女として負けた気分になる。ママたちのほうがよっぽど自分の時間はとれないし、買い物だって子連れだとなかなか行きにくい。にもかかわらず、おしゃれをしたいというその女ゴコロがもう負けた。

朝まで大酒食らってた彼女が「怖くて近寄りがたい存在」に変貌

   いくらでも買い物なんか行けるのに、どうでもよくなっている自分は枯れていく一方だ。そうやって子育てにも自分磨きにも頑張るママたちがどうも怖い。怖くて近寄りがたい。なんだか、子供をあやしている友人が遠い星からやって来た宇宙人のように見えてしかたがない。

   大酒飲みで朝まで声がガラガラになるぐらい飲み明かしていたのに、目の前に座るその女性はネックレスを子どもにひきちぎられまいと必死に子供の手を押さえながら、「あの時はよく飲んだくれてたよね~」と懐かしそうに話をしている。ごめん、わたし全然あの時から変わっていなくて、今でも飲んだくれてるんだけど…。

   たった2年の間で、彼女は母となったが、私を取り巻く状況は全く変わっていない。まるで成長していないじゃないの。成長したのは、妊娠したかとおもうぐらいに出てきたビールっ腹と、たばこと酒焼けで貫録がついた低い声だけ。数年前まではこの世に存在すらしていなかったベビー(最近では子供たちのことをチビコと呼ぶらしい)と一緒に写真を撮るなんて、やめてよ~と思ってしまう。

   絶対に隣りで並んで写真を撮りたくない。自分の成長のなさと相手の変貌ぶりを記録しないでほしいと心の中では思ってしまう。ママに負けたと、心底から思う瞬間なのだから。

モジョっこ

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