「雲の階段」1ケタ視聴率に真っ青!大慌ての番宣で原作・渡辺淳一涙ぐましいヨイショ
<「雲の階段」渡辺淳一が語るメディカルラブサスペンスの世界!!>(日本テレビ系)

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   大御所の渡辺淳一原作の連続ドラマのわりには、視聴率が2ケタいかないので企画されたに違いないオール番宣番組である。渡辺淳一と「雲の階段」の主演、長谷川博己、彼を取り巻く2人の女、稲森いずみと木村文乃が、渡辺の名言の文言を当てるクイズをやったり、ご意見を拝聴したりする。対談もある。
   バカバカしいと思いながら見ていたが、1つだけ発見があったのは、渡辺淳一が案外人のよさそうな人物であったこと。元医者で大作家とくれば、尊大な皮肉屋かと思っていたが、自分の作品が売れるためにはこんなよいしょ番組でも作り手に合わせるのか。出演者たちがクイズの答えを当てたら、大絶賛していたのである。
   そもそも筆者は80歳になんなんとする爺様が、男女の恋物語や濡れ場を書くこと自体恥ずかしくないのかと違和感があったが、渡辺は平気で、老いてますます盛んを地で行っている。近頃は80歳の女優、岸惠子がセックスシーンを描いた小説を発表したり、どうも凡人には理解しがたいことが多い。まあ、好きにしてくれ。
   見どころと称して、第1話と第2話のプレイバックと、これから放送される第3話のさわりを見せて、視聴者拡大に涙ぐましい努力である。3人の出演者の中では、稲森いずみがボキャブラリーも豊かで、答えも的確、中々頭のいい女優だなと思った。ただ、如何に番宣に努めても、作品自体に力がなくてはヒットには至らない。(放送2013年4月28日12時45分~)

(黄蘭)

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