2018年 7月 21日 (土)

交通マナーゼロの北京「歩行者罰金制度」導入―赤信号無視したらその場で徴収

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   中国・北京市で6日(2013年5月)、信号無視して道路を渡る歩行者に罰金を科す制度がスタートした。罰金は10元(160円)、横断歩道の赤信号を最初に渡った歩行者が対象で、市民の平均的な月収の200分の1、タクシーの初乗り料金とほぼ同額をその場で徴収される。背景には、中国ならではの交通事情があるという。

「いつ渡るかは自分が決める」という中国ルール

   中国事情に詳しいジャーナリストの富坂聰氏によると、「車が圧倒的な優先社会で、歩行者は車の隙間があれば勝手に渡ることが習慣になっています。赤信号は単なる目安でしかなくて、渡るかどうかを決めるのは自分というのがあたり前の社会です」という。

効果あるのかな?

   そのため頻発するのが事故と渋滞だ。信号機や横断歩道が少ないのもこうしたことに拍車をかけている。罰金制度は場当たり的なちぐはぐな導入で気になるが、富坂氏は「普通の人にとって10元の罰金は非常に高い金額で、罰金を本当に取れるなら効果はある」と見る。

   では、導入初日の市内の様子はどうか。横断歩道の信号が赤なのに平然と渡る歩行者たちの姿は相変わらずだ。司会の加藤浩次は「効果はあるんですかね」

   軍事力強化をタテに国際ルールを無視し領土拡張している姿勢とどこか似ている。

文   モンブラン | 似顔絵 池田マコト
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