再婚中高年2組に1組が希望「事実婚」のメリットデメリット

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   50歳以上の再婚者は年間で3万人を超える。20年前と比べると2倍に増えているが、親族とのトラブルや子供側の反対、相続を巡ってのもめ事なども多く、最近は結婚相談所に来る中今年カップルの2組に1組が「事実婚」を選ぶという。財産トラブルが少ない、2人で暮らしながら周囲の理解を待つことができるなどのメリットもあるが、デメリットも少なくない。

相続などで煩わしさないが、税制面・保険などでは大きな不利

   事実婚は入籍しないわけだから、税制面で配偶者とは認めらない。当然、配偶者控除の対象外だし、扶養控除も受けられない。相続は遺言があれば可能だが、ここでも妻が受ける軽減措置はない。一緒に住んでいた家が夫のものだと相続権がないので、遺族らに追い出されてしまう恐れもある。

   夫の生命保険金は受け取れるのだろうか。これは大変微妙で、そもそも「事実婚」の相手を受取人にする保険契約に応じない生命保険会社も少なくない。健康保険は生計が同じであることを証明する預金通帳や家計簿などの書類がないと扶養者として加入できなかったり、遺族年金が受け取れなかったりする。

   相手が病気になり、治療法の選択を意思表示できなくなったときでも、代理者として選択ができない、最期の時に家族でないからと病室から出されてしまうことも起こっている。

(磯G)

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